移動の研究とベンチマーク取得のための四足歩行ロボット「D’Kitty」

■こちらは、2019年12月20日に投稿された記事のため、情報の内容が古い可能性があります。

ユニポスWEBサイトに、移動の研究とベンチマーク取得のための四足歩行ロボット D’Kitty のページを追加しました。

D’Kittyは、12個の関節部位を持ち、自由度が高く、機敏な移動ができる四足歩行ロボットです。
本体中心部の四角いベース型の胴体に取り付けられた対称的な4つの脚、 そして、胴体の位置と方向を測定する外部追跡システム(OpenVR)で構成されています。

Google Brain Teamにより開発されたベンチマーク用ロボットROBEL (Robotics Benchmarks for Learning)の一つで、堅牢・低コスト、かつ簡単に組み立てることができるロボットながらも制御・学習のためのベンチマークを取得することができます。

様々なシミュレーションに対応しており、ナビゲーションと操作性も高く、ロボット制御の問題解決に役立ちます。

ROBEL オープンソース プラットフォーム

・D’Claw … 操作性の探求のためのロボット
・D’Kitty … 移動運動性能の探求のためのロボット

【お取り扱い実績の例】

D’Kitty

動作/シミュレーション環境:
・Walking in clutter : 障害物を乗り越えて歩行する (MuJoCo simulation* 等)
・Walking through obstacles :障害物を押し通しての歩行 (MuJoCo simulation* 等)
・Gravel & branches : 歩行場所(砂利や枝) (MuJoCo simulation* 等)
・Slope & grass : 歩行場所(坂や草) (MuJoCo simulation 等)
・Avoid Moving Obstacles : 動く障害物を避けながらの歩行
・Push to Moving Goal :対象物の移動
・Co-ordinate : 対象物を特定の場所(指定場所)へ移動

ROBELには、VIVEトラッカーに基づく追跡ソリューションがパッケージ化されており、
別の追跡ソリューションも使用できます。

* 物理演算エンジンソフトウェア MuJoCo もお取り扱いございます