お客様より、RSoftを用いた電磁界解析、特に計算負荷の大きいFDTD(時間領域差分)をより高速に計算し、かつLightTools、Zemax、MATLAB、FloTHERMといったソフトウェアも並行で利用することを想定したワークステーションの導入を検討しているとご相談をいただきました。
マルチプロセッサ(並列)処理に対応している、RSoft FullWAVE をお使いになられる前提で、コア数を重視した構成としております(※)。またWindowsの場合、プロセッサグループの関係上、64スレッドまでの対応といったソフトウェア (今回ご利用のソフトウェア候補である Zemax等)もあるため、使用想定ソフトウェア全体を加味し、今回は64スレッド付近での動作クロックを優先した仕様といたしました。
※マルチプロセッサ(並列)処理対応ソフトウェアは、コア数が多いほうが計算効率が上がり、結果を取得するまでの時間が短くなる(早くなる)傾向があります
スレッド上限を加味せず、最大コア数や、データ用のストレージを増やすことも可能ですので、別途お問い合わせください。
【主な仕様】
CPU | Xeon Gold 6254 (3.10GHz 18コア、36スレッド) x 2 (合計36コア、72スレッド) |
メモリ | 384GB ECC REG |
ストレージ | SSD 1TB S-ATA |
ビデオ | Quadro P620 |
ネットワーク | GigabitLAN x 2 |
筐体+電源 | ミドルタワー筐体(幅200x高さ430x奥行560mm ※前面パネル含まず)+1000W |
OS | Windows 10 Professional 64bit |
■ このPC事例に関する詳細、お問い合わせはこちら 電磁界解析用ワークステーション例(予算200万) |