
獣医学の研究に携わるお客様より、RNA-seqやWhole-Genome Bisulfite Sequencing、ChIP-seqデータを解析するためのワークステーションをご相談いただきました。CLC Genomics Workbenchでストレスなくスムーズに解析できる構成がご希望です。
具体的には、事例No.PC-10012のような構成を予算100万円以内で実現することをご要望です。
参考:事例No.PC-10012 CLC Genomics Workbench向けマシン (Xeon Scalable仕様)
ご相談いただいた内容を踏まえて、弊社からは以下の構成をご提案しました。
CPU | Intel Xeon W5-2565X 3.20GHz (TB3.0時 最大4.8GHz) 18C/36T |
メモリ | 合計128GB DDR5 5600 REG ECC 32GB x 4 |
ストレージ1 | 2TB SSD M.2 NVMe Gen4 |
ストレージ2 | 8TB HDD S-ATA |
ビデオ | NVIDIA RTX A400 4GB (MiniDisplayPort x4) |
ネットワーク | on board (2.5GbE x1 /10GbE x1) |
筐体+電源 | ミドルタワー筐体 1000W 80PLUS PLATINUM |
OS | Microsoft Windows 11 Professional 64bit |
事例No.PC-10012と同じ2CPU構成ではご予算を超えてしまうため、コストと処理性能のバランスを取ってXeon W5-2565X 18コアの1CPU構成としました。
メモリ容量は、ご予算内で搭載可能な容量である128GB(32GB×4)としています。
メモリスロットの空きが4つありますので、同じ32GBメモリモジュールを追加いただくことで合計256GBへの増設が可能です。
メモリ容量が重要かと存じますので、メモリ容量256GBが必須の場合にはCPUやストレージのスペックを調整した構成をご提案します。実際の計算に必要なメモリ容量と照らし合わせてご検討ください。
ストレージにつきましては、事例に沿って2TB SSD M.2と8TB HDD S-ATAを選択しました。
ご要望に合わせて変更可能ですので、気兼ねなくご相談ください。
■キーワード・CLC Genomics Workbenchとは CLC Genomics Workbenchは、次世代シークエンサーから出力される膨大なデータを解析するための統合配列解析ソフトウェア。アセンブル、マッピング、変異検出などの機能を備え、ユーザーフレンドリーなインターフェースで操作することができる。さまざまなシーケンサーのデータに対応し、ゲノム、トランスクリプトーム、メタゲノムなど多様な解析が可能。
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