【リリース情報】Structure Sensor 3 | ヘルスケア向け iPad用赤外線3Dスキャナ

ユニポスのロングセラー製品である、iPad 用の 3Dスキャナ Structure Sensor シリーズの最新モデル「Structure Sensor 3」のリリースが発表されました。

Structure Sensor 3 は従来モデルと比較し、バッテリー容量の増加、プロセッサの変更、動作波長の向上、測定距離が延びたことによる屋外での使用可能性 (最大距離 20m)、キャリブレーションの安定性、耐久性の向上など、高いパフォーマンスを誇っています。

特に医療分野を含む専門的な用途に向けて設計されており、より正確で高品質なスキャンを可能にしています。

Structure Sensor 3 の主な改良点

Structure Sensor 3 は主に「パフォーマンス品質」「耐久性」「バッテリー寿命」の3つの点で、改良がなされています。

Structure Sensor 3 は、新しいニューラルプロセッサ、完全に再設計されたセンサ、高度な Structure SDK 機能、Structure Cloud での解剖学的ランドマーク検出と測定等の要素により、これまでで最も強力なプラットフォームとなりました。

また最新の3Dスキャニングソフトウェア Structure Capture (2024年9月リリース予定) が1年間無料で利用でき、何百ものサポート・アプリが付属しているため、箱から出してすぐに 3Dスキャンを開始することが可能です。

従来より 30%厚くなった筐体、一体型アルミニウム製マウントプレート、剛性を高めた内部シャーシ、数百時間に及ぶ品質テストにより、Structure Sensor 3は過酷な用途にも対応できるようになりました。

また、現場でより長持ちするように改良された工場キャリブレーションにより、再キャリブレーションの必要なく、高品質のスキャン結果を得ることができます。

バッテリー容量が3倍になり、スキャン中の消費電力が20%削減され、放熱を強化したカスタム設計のヒートシンクを搭載したStructure Sensor 3は、これまで以上に多くの対象をスキャンすることが可能です。

スキャン品質インジケーターのような役割を持つ Structure SDKの機能により、スキャンのやり直しを防ぐことで時間を節約し、また必要なときにいつでもスキャンできるように設計されています。

Dimensions(LxWxH)	115.5 mm x 29.1 mm x 29.5 mm
Use Environment	Indoors : Defused light Outdoors : Overcast skies or shade
Weight	115 g
Battery life (hours)	3.5+ (operation), 48h+ (standard)
Minimum distance	33 cm
Maximum distance	20 m
Depth resolution	1040H x 1200V (maximum)
Frame rate (fps)	30 (typical), 45 (maximum)
Accuracy	1mm
IR Resolution	1080H x 1280V (maximum)
Field of View (FOV)	50°(H) x 59°(V)
Operating wavelength (nm)	940
Illumination	Class 1 Laser Projector
Operating temperature	0 to 40° C

※Structure Sensor 3 for iPad には、本体を iPad に取りつ付けるためのブラケットが付属します。お問い合わせの際にはご利用になる iPad のモデルをお知らせください。それに応じて適したブラケットをお届けします

Structure Sensor 3 に対応する iPad の一覧は、以下をご参照ください。

Which iPads can I use with Structure Sensor 3
https://support.structure.io/article/454-which-ipads-can-i-use-with-structure-sensor-3

Structure Sensor 3 は、2024年8月現在、メーカーWEBでプレオーダー中となります。

海外製品調達・コンサルテーションサービスユニポスでもご予約を承っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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