2次元データ画像解析用PC例

■こちらは、2018年11月19日に投稿された記事のため、情報の内容が古い可能性があります。

画像解析ソフト ImageJ および、お客様自作のMATLABを用いたソフトウェアを用いてのX線CTの二次元データ画像解析を行うためのPCのお問い合わせを頂きました。

X線CTのスライスデータをImageJを用いて読み込み、スタックして3Dで表示することを主な用途としてうかがっています。また、X線散乱の時分割2次元検出器データからMATLABを用いた自作ソフトウェアにて散乱強度を読み出し、その時間変化を抽出したいというご要望もいただきました。

処理する画像データの容量、枚数が多いため、高性能なCPU、ビデオカードに加えメモリは64GB以上をご希望いただいておりましたので、ご希望のご予算50万円以内でご希望のメモリ64GBを搭載し、CPU、ビデオカードのバランスを取った仕様でご提案しました。

【主な仕様】

CPU Core i9 9900K (3.60GHz 8コア)
メモリ 64GB (16GBx4)
ストレージ M.2 SSD 1TB
ビデオ NVIDIA Geforce RTX 2080
ネットワーク GigabitLAN x1
筐体+電源 ミドルタワー筐体 (幅233 x 高さ465 x 奥行 543 mm) +850W
OS Windows 10 Professional 64bit

処理の性質上、メモリ容量は重要となることが推察されますが、今回ご提案の構成は64GBがメモリ最大搭載容量となります。メモリ容量を後に追加することも想定される場合は、CPU、ビデオカードのスペックを落とすことで、ご予算内で後にメモリ容量を追加することのできる構成に変更することも可能です。