Intel社のRealSense D455シリーズに、新たなモデル「D456」が加わりました。この新型モデルは、RealSense D455をベースにに750nmの近赤外線フィルタが組み込まれています。
ユニポスは、研究開発者向けの海外製品の調達とコンサルテーションを提供しており、これまでに多数のRealSenseシリーズを取り扱ってきました。今回、新たにラインナップに加わったRealSense D456も取り扱いを開始いたします。
最先端のデプスカメラ技術を活用し、研究や開発を一歩進めたい方は、ぜひお気軽にユニポスへお問い合わせください。
Intel RealSense WEBサイト
https://www.intelrealsense.com/depth-camera-d456/
※D456は現在ご予約承り中です。入荷情報はおってご案内いたします。
Intel RealSense Depth Camera D456
ntel RealSenseの新モデルD456は、人気のD455をベースに長距離測定に特化したデプスカメラです。D456にはグローバルシャッターのRGBセンサー、デプスセンサー、IMUセンサー(Bosch BMI085)が搭載されています。D455と比べて最大の特徴は、防塵・防水性能が大幅に強化されている点です。D456は屋外や工場現場などの過酷な環境において、高精度なデプスセンシングを実現できるモデルといえます。
D456の主な特徴
- 長距離測定による衝突回避性能向上
- 長距離での高精度な患者モニタリングやデジタルサイネージ対応
- RGB画像とデプス画像の同期によるスキャン再現性向上
- 複数カメラでのリアルタイムデジタルツイン作成支援
- IMUによるカメラ移動時のデプス認識精度向上
- IP65等級の防塵防水構造
主な仕様
- Intel RealSense Vision Processor D4搭載
- 最大 1280 x 720 のステレオ深度解像度と最大1280x800 RGB解像度
- 6自由度(6DoF)のIMU(慣性計測装置)を搭載
- 最大90 fpsの深度ストリーミングを可能とするデュアルグローバルシャッターセンサ
- 最大90 fpsのRGBストリーミングを可能とするRGBグローバルシャッターセンサ
- 視野角は広範で、90°以上をカバー
- 撮影距離は0.6mから6m以上(照明条件による)
セット内容
- Intel RealSense Depth Camera D456 本体
- ミニ三脚
- 三脚用ブラケット(1/4″20 UNC、ネジ)
※ケーブル、三脚、リテールボックスのない、D456のバルクバージョン(30個単位)もございます。
D455シリーズについて
Intel RealSense D455シリーズは、概ね以下のような違いがあります。
- RealSense D455 – 基本モデルのデプスカメラ。RGBとデプスセンサー、IMUを搭載。
- RealSense D456 – D455の防塵防水性能を強化したモデル。IP65等級を取得。
- RealSense D455f – IRフィルターが付属。キャリブレーションによりデプス精度が向上。
- RealSense D457 – D455の高精度モデル。IP65等級の防水防塵性能とGMSL FAKRAコネクタを備えている。
ベースとなるD455の仕様については、次の記事をご参照ください。
D455/D456の比較
D456は、D455カメラと同じく、Intel D450光学モジュールと Intel RealSense Vision Processor D4 Board V3で構成され、IP65に準拠した筐体に収められています。IP65等級を取得し、防塵防水強化していることから、D455よりも屋外適性が高いと考えられます。そのほかのデプス精度やセンサー性能は同等で、互換性があります。
RealSense 比較表は、以下のメーカーWEBサイトをご参照ください。
Compare depth cameras
https://www.intelrealsense.com/compare-depth-cameras/
弊社ではインテル社のRealSense D456 の他にも多種多様な3Dカメラも取り扱っております。ニーズに合わせた最適な提案をさせていただきます。どうぞお気軽にご相談ください。
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