機械学習と量子化学計算などのシミュレーションを行うためのマシンを検討している。
量子化学計算はVASP 6とQuantumEspressoの利用を想定。
OpenACCなどのGPU駆動も想定したいため、CPUとメモリのスペックを確保した上で、ビデオメモリ容量の多いGPUを搭載したい。
想定している要件は以下の通り。
・CPU:可能な限り最新世代で、クロック数が高くキャッシュの大きいもの ・メモリ:CPU 1コアあたり16GB以上 ・ストレージ:SSD x1台、HDDは1TB以上のものを希望 ・GPU:20GBメモリ以上のGPU ・電源:100V |
ご相談の内容を踏まえ、弊社からは以下のスペックにてご提案しました。
CPU | Xeon Gold 6426Y (2.50GHz 16コア) x2 |
メモリ | 512GB ECC REG |
ストレージ | 960GB SSD U.2 |
ビデオ | NVIDIA T400 4GB MiniDisplayPort x3 |
ネットワーク | on board (10GBase-T x2) |
筐体+電源 | フルタワー筐体 + リダンダント電源1000W |
OS | Ubuntu 22.04 |
GPU | NVIDIA H100 80GB PCI-E |
CPUにXeon Scalable (Gold 6426Yx2枚 合計32コア) を採用し、メモリは512GB (1コアあたり16GB) 、GPUをNVIDIA H100 80GBとした構成です。
VASP 6もQuantum EspressoもGPGPUでの倍精度演算に対応しています。 これらのソフトウェアの使用においては、GeforceではなくNVIDIA H100を利用するメリットがあると言えます。
本事例の構成は、お客様から頂戴した条件を元に検討した内容です。
掲載内容とは異なる条件でご検討の場合でも、お気軽にご相談ください。
■キーワード・VASPとは
・Quantum ESPRESSOとは
・OpenACCとは
・NVIDIA H100とは
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