予算100万のCFD解析向けマシン例

■こちらは、2016年9月23日に投稿された記事のため、情報の内容が古い可能性があります。

お客さまより、予算100万程度で熱流体解析ソルバ STAR-CCM+、MATLAB 等を動かすことを主目的とした計算サーバー導入のご相談を頂きました。

お問合せを頂いた時点で、お客さまの方ではCPUについて、クロックと並列、どちらを重視するか迷っていらっしゃるようでした。CFD解析系のソフトに関しては、並列に特化したものがほとんどのため、選択するCPUのコア数の差が少ない場合はクロック重視という選択もありかと思いますが、コア数の差が大きくなる場合はコア数重視が望ましいと考えます。そのため、今回のは予算内で出来るだけコア数の多くなる仕様でご提案いたしました。

またビデオカードは、解析格子1000万弱の解析結果をある程度滑らかに処理できるものをご希望ということでしたので、NVIDIA Quadro M2000 としています。

【主な仕様】

CPU Xeon E5-2680v4 (2.40GHz 14コア) x2 (合計28コア)
メモリ 64GB ECC REG
ストレージ HDD 1TB
ネットワーク GigabitLAN x2
ビデオ Quadro M2000
筐体+電源 タワー筐体+850W電源
OS CentOS 7