AI学習用ワークステーション

データ認証技術の研究に携わるお客様より、RTX6000 Adaを用いたAI学習を行うためのPCをご相談いただきました。
お客様の想定しているスペックは以下の通りです。

・CPU:Core i9-13900K
・メモリ:16GB x4枚
・ストレージ:2TB SSD M.2
・GPU:NVIDIA RTX6000 Ada
・OS:Microsoft Windows 11 Professional 64bit 英語版

お問い合わせ内容を踏まえ、弊社からは下記の構成をご提案しました。

【主な仕様】

CPU Core i9-13900K (3.00GHz 8コア + 2.20GHz 16コア)
メモリ 64GB
ストレージ 2TB SSD M.2
ビデオ NVIDIA RTX6000 Ada
ネットワーク on board (2.5GBase-T x1) Wi-Fi x1
筐体+電源 ミドルタワー筐体 + 850W
OS Microsoft Windows 11 Professional 64bit 英語版
その他 交換用ケースファン 12cm x1

NVIDIA RTX6000 Adaは、GeForceではRTX4090に相当する現時点での最上位製品です。しかし、TDPは300Wと比較的低く抑えられていますので、十分なエアフローが確保されていれば、特殊な冷却対策は必要ありません。
一方で、構成全体としては、CPUに最大TDPの高いCore i9-13900Kを搭載していますので、エアフローの確保を目的として、筐体の排気ファンを標準品よりも強力なものに換装します。

本事例の構成は、お客様から頂戴した条件を元に検討した内容です。
掲載内容とは異なる条件でご検討の場合でも、お気軽にご相談ください。

 

■FAQ

・RTX 6000 Adaとは
RTX6000 AdaはNVIDIAがリリースしたAIコンピューティング用のビデオカードであり、以下の特長を有する。

・AIワークロードに特化したハードウェア機能が搭載されている
・Tensor Coreを568基搭載しており、高速な深層学習演算が可能
・48GBのGDDR6メモリを搭載しており、大規模なデータセットを扱うことができる
・NVIDIAのソフトウェア開発キットであるCUDAやcuDNNとの高い互換性がある
・仮想化技術をサポートしており、複数の仮想マシン上でのAIワークロードの実行が可能

参考:NVIDIA RTX 6000 Ada 世代 グラフィックス カード (NVIDIA) ※外部サイトへ飛びます