ユニポスで取り扱っております、Hello Robot 社製のモバイルマニピュレータ「Stretch」が、最新モデルの Stretch 2 へとアップデートされました。
Hello Robot Stretch について 3Dカメラ、9自由度の慣性計測ユニット(IMU)とLiDAR、車載コンピュータなどを搭載した自律移動ロボットに、人間の腕の代わりとなる細い伸縮アーム・グリッパーが取り付けられたモバイルマニピュレータ。 家庭や職場などの環境で人々と一緒に働くことができるよう設計されており、 例えば おもちゃを拾う、乾燥機から洗濯物を取り出す、子供とゲームをするなど、さまざまなことを遠隔操作で行うことができます。スタートアップや企業、大学などにおけるマニピュレータの研究に最適です。 ※以下動画は Stretch RE1 のものとなります Stretch RE1 Home Teleoperation
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ハードウェア面のアップデート点
Stretch 2 では、前モデルである Stretch Research Edition (Stretch RE) リリースからの2年間にわたり寄せられた顧客からのフィードバックを受け、様々な改良がなされています。
以下の内容は メーカーWEBサイトを参照しています
Stretch 2 – What’s New
ユーザーの保守性の向上
取り外し可能なNUCコンピュータやバッテリーを採用したことで、ユーザー自身による保守性が向上しました。またモジュール式のヘッド、アーム、ベースは簡単に交換することができます。
堅牢性の向上
剛性の高いヘッド構造、手首構造、車輪駆動により堅牢性が向上しています。また大容量のパワーエレクトロニクスが採用されています。
モーションコントロールの改善
新しいモーターコントローラーにより、より静かで滑らかな動きを実現します。
バッテリー管理の改善
バッテリーのステータスを確認できるLEDバーが備わりました。またStrech 自身によるセルフチャージが可能なドッキングステーションに対応しています。バッテリーは取り外し可能なため、ユーザーでの交換が可能です。
開発者向けポートの追加
ショルダー部分に USB2-A および 12V@3A のポートが追加されました。
音像定位の改善
マイクロホンアレイの音響チャンバーが改善されました。
全てのStrechアクセサリへの対応
遠隔操作中の環境認識向上のための「Teleoperation Kit」、セルフチャージが可能となる「Docking Station」、ピッチとロールの自由度を追加する「Dexterous Wrist」、それぞれに対応しています。
プログラミングを容易にする、コンテンツの充実
充実した新しいチュートリアル
ロボットの電源を入れるところから、Python と ROS の両方での高度な開発に至るまで、広範囲をカバーした新しいチュートリアルコンテンツが利用可能になりました。
Overview – Stretch Documentation
https://docs.hello-robot.com/0.2/stretch-tutorials/
大量の製品ドキュメントの追加と改訂
ハードウェアガイド、ユーザーガイド、GitHub ドキュメントが大幅に改訂されました。
Stretch Documentation
https://docs.hello-robot.com/0.2/
最新かつ便利なソフトウェアパッケージ
Ubuntu 20.04、Python 3、ROS 1 Noetic を正式にサポートしています (※ ROS 2 Galactic は 2023年1月現在、Beta版での対応)
- Ubuntu 20.04 : https://docs.hello-robot.com/0.2/stretch-install/
- Python 3 : https://docs.hello-robot.com/0.2/stretch-body/
- ROS 1 Noetic : https://docs.hello-robot.com/0.2/stretch-ros/
- ROS 2 Galactic (Beta) : https://docs.hello-robot.com/0.2/stretch-ros2/
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