本記事では、AMDの最新チップセットX670E搭載マザーボードを採用した構成において、特にお問い合わせの多いLinuxディストリビューションであるUbuntuとRocky Linuxでの検証情報をまとめてみました。Ryzen9 7000シリーズのCPUとLinux OSの組み合わせを検討中のお客様は、是非ご覧ください。
Ubuntu 22.04のインストール
インストール後の画面表示 | 問題なし |
サウンド、LAN x2、WiFiの動作 | 問題なし |
ビデオカード追加しての動作 | 問題なし |
その他、nvidia-driver-520 を使用していると起動時に画面表示されない不具合があることを確認しています。
Rocky Linux 8のインストール
オンボードのビデオ出力の場合、インストール後に適切な解像度が指定できない状態となるため、GUIでご利用される場合は追加のビデオカードをご検討ください。
サウンド、LAN x2の動作 | 問題なし |
WiFi、Bluetoothの動作 | 標準ドライバでは動作しない |
ビデオカード追加しての動作 | 問題なし |
まとめ
今回の検証情報はあくまで現時点でのものですので、Linux側/マザーボード側それぞれの対応状況は今後改善されていく可能性があります。X670Eチップセットを搭載したLinuxマシンを検討中のお客様は、お気軽にご相談ください。
弊社では、今後も研究開発に関係するパーツ・新技術の情報をご案内して参りますので、是非ご期待ください。
【関連情報】
Ryzen9 7000シリーズのCPUとX670Eチップセットのマザーボードを組み合わせた事例です。
「OSなし」の構成ですが、Linuxインストールを前提としています。
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