音声合成の研究に携わるお客様より、音声言語の機械学習を目的としたマシンをご相談いただきました。
ご予算60~70万円程度で、ご希望のスペックは以下の通りです。
・メモリ:64GB以上 |
ご相談時点では為替レート上昇の影響が大きく、ご予算内で複数台のGPUに対応した構成のご提案が難しいため、GPU x1台に対応した構成をご用意しました。2台目のGPU増設に対応しない構成となります。
【主な仕様】
CPU | AMD Ryzen5 7600X (4.70GHz 6コア) |
メモリ | 64GB |
ストレージ | 1TB SSD S-ATA |
ビデオ | NVIDIA Geforce RTX4090 (内排気) |
ネットワーク | on board (2.5GBase-T x1) |
筐体+電源 | ミドルタワー筐体 + 1000W |
OS | Ubuntu 18.04 |
また、Ubuntu 18.04のインストールに関しては、以下の情報をお伝えし、方針をご検討いただいています。
■Point ・Ubuntu 18.04のインストールを試すこと自体は問題ない。 ・致命的なハード認識エラーがなければUbuntu 18.04で出荷し、エラーが発生&解決できない場合は20.04もしくは22.04に変更する方法はどうか。 ・Ubuntu 18.04をインストールした場合、LAN周辺やCPU、ボード系の低電力関係の対応でエラーが発生する可能性が考えられる。 |
お客様からは「Ubuntu 18.04のインストールを試して問題がある場合には、20.04もしくは22.04に変更して構わない」とご承諾いただきましたので、本事例ではご要望に合わせたOSとしています。
また、GPUは新型のRTX4090を採用しています。
RTX4090は物理的なサイズ・発熱が大きいことから、筐体内部のエアフローに十分注意する必要があります。本事例はGPU x1台までに対応したハードウェア構成ですので、内排気タイプのRTX4090にも対応しています。そのため、ご利用ソフトウェア側でGPUに関する制限がなければ、旧製品のRTX3090よりも高い処理性能が期待できます。
■FAQ・深層学習とは |
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