ユニポスWebサイトに、リモートコンピューティング用の多機能なターミナルソフト「MobaXterm」を追加しました。
ネットワークやシステムを介して、遠隔地の端末装置から他のコンピュータに接続する際に便利なツールです。
MobaXtermについて
リモートコンピューティングのためのツールボックスです。プログラマー、Webマスター、IT管理者など、リモートでの作業をより簡単に行う必要がある方など、ほとんど全てのユーザーに適した機能が一つのWindowsアプリケーションに搭載されています。
X11、マルチタブSSHクライアント、およびリモートコンピューティング用のネットワークツールを備えており、また、コンソール(ウィンドウ)から必要なUNIXコマンドを実行することも可能です。
主な機能
- 組み込み型Xserver:Windowsコンピュータにリモートアプリケーションを表示
- リモートセッションマネージャー:SSH、SFTP、telnet、VNC、Mosh、RDP接続を1つのアプリケーションで実現
- リモートデスクトップ:RDP、VNC、XDMCPを使用して、Windowsコンピュータでのリモートデスクトップ環境を構築
- ダークモード:眼精疲労の軽減
- リモートモニタリングバー:リモートシステムの状態を監視
- グラフィカルなSSHブラウザ:リモートファイルのブラウズ、転送、編集が可能
- シンタックスハイライト:ターミナルでの構文の強調表示や配色設定
エディションの種類
「個人ユーザー向けのHome Edition (無償版)」 と、「企業や組織向けのProfessional Edition」の2つのエディションがあります。
社内で使用される場合は、MobaXterm Professional Edition を選択してください。
Professional Edition はセキュリティと安定性を重視して設計されており、プロフェッショナルなサポートとソフトウェア「Customizer」へアクセスできるようになります。 このCustomizerにより、MobaXtermのパーソナライズバージョンの作成が可能になります。
各エディションの機能
Home | Professional |
X server と SSH サポート リモートデスクトップ (RDP, VNC, Xdmcp等) リモート運用端末 (SSH, telnet, rlogin, Mosh等) X11 Forwarding機能 (SSH転送) SFTPのブラウザ操作の自動化 マスターパスワードでログイン情報を保護 プラグインのサポート ポータブル版とインストール版 ドキュメント 同時セッション数: 12 SSHトンネル数: 2 マクロ数: 4 時間制限: 360秒(3分)…Tftp, Nfs, Cron |
Home Editionのすべての機能 + スタートアップメッセージやロゴのカスタマイズ |
ライセンスについて
MobaXtream は永久ライセンスです (Lifetime right to use)です。12か月間のソフトウェアアップデートが含まれています。
※MobaXtermのメンテナンスは年間サブスクリプションです。
エンドユーザー(利用者)に対してライセンスが付与されるシングルユーザーライセンスで、ライセンス所有者が使用する PC 台数に制限はありません。
※MobaXtreamを使用するユーザー数分のライセンスが必要です。
本ソフトウェアが50人のエンドユーザーによって使用される場合、例え1台のコンピュータに本ソフトウェアをインストールしたとしても、使用者数の50のライセンスを購入する必要があります。
参考情報
NASA(アメリカ航空宇宙局)のサイトにて、MobaXtermの事例が掲載されています。WindowsシステムからNASへのSSH接続に使用されています。
Using MobaXterm for SSH Connections from Windows Systems to NAS
https://www.nas.nasa.gov/hecc/support/kb/using-mobaxterm-for-ssh-connections-from-windows-systems-to-nas_642.html
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