GarageCube社のプロジェクションマッピングソフトウェア「MadMapper」の最新バージョン 5 が正式にリリースされました(2021年11月29日 現地時間)。
今回のメジャーアップデートにあわせ、MadMapper初の拡張機能(有料エクステンション) MadLaserや、MadBandle(MadmapperとMadLaserのバンドル)、MadMapper用のコンパニオンデバイスもリリースされました。
今回のメジャーアップデートのポイント
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MadMapperについて
MadMapperは、建築物やステージなどの立体物をスクリーンに見立て映像を投影する「プロジェクションマッピング」用の最先端アプリケーションです。
アーティスト向けに設計されており、テーマパークやイベント会場、歴史的建造物、ランドアートなど、規模の大小に関わらずさまざまなロケーションにおいて、実存する立体物を損なうことなく繊細でありながら自由で迫力ある視覚効果を演出します。
主な機能・特徴
- ビデオで最大16Kの高解像度をサポート
- 複数のプロジェクターを接続可能
- LEDアレイまたは任意の数のDMXフィクスチャをリアルタイムで制御
- 高度な機能も備えつつ、ユーザーフレンドリー
- リアルタイムコントロールで即興も可能
- スペーススキャナ、3Dキャリブレーション、マテリアルエディタなどの機能
対応OS
- Mac OS 10.13 (Sierra)以降 ※M1チップ対応
- Windows 10 64 bit
MadLaser
MadLaserは、パフォーマンスや創造性を高めるための正確なレーザー制御を行うことができるレーザーエクステンション(拡張機能)です。なおMadLaserのご利用にはMadMapperが必要です。
主な機能・特徴
- MadMapperにシームレスで統合可能
- 直感的なユーザーインターフェース
- アーティストフレンドリー
- 高解像度グラフィックス(最大100kpps)レーザー出力
- ハードウェア互換(laser DAC / Pangolin Laser Systems FB4 / Helios / ilda etc.)
- ベジェライン、スティックフォントをサポート
MadBundle
MadMapper 5 と MadLaserのそれぞれの機能を全て使用できる、プロジェクトマッピングのためのオールインワンのバンドル(コンボパック)です。MacO10.13以上およびWindows8.1以上と互換性があります。
その他の製品
2022年1月出荷開始予定のMiniMadは、照明やLED機器を制御することができるMadMapper専用のプラグアンドプレイデバイスです。ネットワーク経由でPCと接続でき、手元にPCがなくてもMadMapperで選択したプロジェクターからエクスポートされたムービーファイルを再生できます。
主な機能・特徴
- マルチプロジェクション用の自動ネットワーク同期
- コンテンツのエクスポート(quad, triangle circle or mask surfaces)
- DMX / Artnet出力で照明やLED機器を制御可能
主な仕様
- Raspberry Pi 2 based
- 7 physical control buttons
- 1x HDMI output up to 1080p
- Size 10 x 9 x 3 cm
- OSC support
ライセンスについて
MadMapper/MadLaser/MadBandleは、永久ライセンス(perpetual license)です。
主な特徴
- 1つのライセンスでMac OSX / Windows 両方での利用が可能です(同一機能)。
- 1 license につき、2つ以上の任意の seat 数でのお取り扱いとなります。
無料アップグレードについて
MadMapper 4(v4)を所有されているユーザー様は、v5へ無償アップグレードすることができます(期間限定ですのでご注意ください)。
アカウント内のライセンス管理画面にてシリアル番号をご登録ください (こちら)。
ライセンス管理画面でシリアル番号を登録することで自動的にMadMapperv5にアップグレードされます。
※詳細は動画をご参照ください。
ライセンスの一般的なご質問につきましては、FAQ(License issues)をご参照ください。
旧バージョンから MadMapper 5へのアップグレードや、MadMapperを快適に利用するためのマシンについてなど、ぜひお気軽にご相談ください。
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