次世代シーケンサーデータ解析用マシン

お客様より、バイオインフォマティクス、特に次世代シーケンサー解析用としてのマシンをご相談いただきました。
将来的な拡張性がある4TB SSDを搭載した構成を基本条件で、ご予算は120万円程度。Cell RangerやSTAR、bowtie2などを使った次世代シーケンサー解析と、Rなどを利用した下流解析・図表作成をメインに扱うことができる構成をご希望です。
また、機械学習を行う可能性もあるためGPUの搭載もご要望いただいています。

ご予算やその他の条件を踏まえ、弊社からのご提案では、Ryzen Threadripperを用いた構成としました。
メモリは本構成の最大容量の256GBで、ECCモジュールを採用しています。コストを重視する場合は、ECC機能のない通常のDIMMへの変更も可能です。

また、機械学習の予定があることから、GPUとしてRTX3080を搭載しています。
Cell Ranger、STAR、bowtie2 などをお使いいただく上では、特別な描画能力が必要となることはありませんので、もっと安価なビデオカードに置き換えることでコストを下げることができます。
ご希望の場合には、お気軽にご相談ください。

【主な仕様】

CPU Threadripper3 3970X (3.70GHz 32コア)
メモリ 256GB ECC UDIMM
ストレージ1 4TB SSD S-ATA
ストレージ2 16TB HDD S-ATA
ビデオ NVIDIA Geforce RTX3080
ネットワーク on board (10Gigabit x1 / 2.5Gigabit x1)
筐体+電源 ミドルタワー筐体 + 850W
OS Ubuntu 20.04

本事例はRADIC 1CPU Modelをベースにしています。
スペック変更による概算価格のシミュレーションはこちらからご確認いただけます。
※RADICのモデルチェンジ等の理由により、事例の構成と同一のスペックを選択できない場合があります。おそれ入りますが、予めご承知おきください。