CAE向けマシン (メモリ512GB仕様)

■こちらは、2020年11月25日に投稿された記事のため、情報の内容が古い可能性があります。

お客様より、CAEソフトウェア「Femtet」を、予算100万円の範囲で可能な限り高速化したいとのご相談をいただきました。

並列化オプションを導入されているとの情報もいただいておりますが、Femtetの並列処理能力の向上は8スレッド程度で頭打ちとなります。
その一方で、メモリの使用量は計算の種類によって異なり、場合によっては数百GBを消費することもあるため、1CPU構成で大容量メモリを搭載できる構成をご案内しました。

本事例ではXeon Wを用いた構成としていますが、Xeonを採用するメリットはメモリ搭載容量の上限が高い点にあります。今回のご予算では512GBまでのメモリ搭載が可能です。
CPUは、Femtetの並列処理向上が8スレッドあたりで頭打ちになることを踏まえて、8コアを計算に利用する前提で多少余裕をもたせた12コア製品としています。

同程度の予算でご検討いただく場合、ご予算上限まで少し余裕がございますので、ストレージの増量などのご希望も承っております。

【主な仕様】

CPU Xeon Processor W-2265 (3.50GHz 12コア)
メモリ 512GB (64GB x 4)
ストレージ1 1TB SSD S-ATA
ストレージ2 2TB HDD S-ATA
ビデオ NVIDIA Quadro P620
ネットワーク on board (10/100/1000Base-T x1 5G x1)
筐体+電源 ミドルタワー筐体 (幅233 x 高さ465 x 奥行543mm) + 750W
OS Windows 10 Professional 64bit