画像品質の評価・分析のためのキット「GoldenThread System」

■こちらは、2020年11月11日に投稿された記事のため、情報の内容が古い可能性があります。

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GoldenThread System は、博物館、美術館、公文書館、図書館の現場などで、さまざまな資料や画像をデジタル化する作業(デジタルアーカイブ)において、総合的な画像品質管理をアシストするよう設計された画像品質の評価と分析のためのキットです。

米国 FADGI(Federal Agencies Digitization Guidelines Initiative) や 既存のISO規格に準拠しており、対象の「グレースケール・色応答」「解像度・サンプリング周波数・空間周波数応答(SFR)」「ホワイトバランス」「ノイズ」などの要素を測定し、評価することができます。

GoldenThread System キット内容

GoldenThread Systemには、ターゲット2種類と、分析ソフトウェアが含まれています。

ターゲットについて

(1) fully qualifying an imaging device such as a camera or scanner.
– カメラやスキャナのパフォーマンス測定用ターゲット

(2) capturing information during the digitization event of an object.
– デジタル化の対象物と共に取り込むためのターゲット

(1)のデバイスターゲットは、システムの情報を最大化するために機能を拡張されています。
(2)のオブジェクトターゲットは、実際のワークフローへの統合のために、可能な限り最小のフットプリントで重要な情報をキャプチャします。

ソフトウェアについて

画像内に上記のいずれかのターゲットを含む画像を分析することができます。
ターゲットの周囲の領域を選択するだけで分析を開始でき、ターゲットが一貫して配置されている場合には、自動モードを使用してユーザーによる入力も無しに画像を処理することも可能です。
テストパラメータと測定目的の設定は、プロファイル設定ウィザードで簡単に実施できます。

 

その他、GoldenThreadと併せて利用可能な フルスケールトーンとホワイトバランスの自動補正ソフトウェア Golden Touchや、Image Science Associates (ISA) 製のターゲットなども、お取り扱い可能です。ご希望の際にはお気軽にお問い合わせくださいませ。