ユニポスWEBサイトに、AI・機械学習向けに設計された高性能オブジェクトストレージソリューション「MinIO AIStor」 のページを追加しました。
MinIO AIStor は、エンタープライズ向けに設計された高性能なオブジェクトストレージソリューションです。最新のAI/MLワークロードに対応し、エクサスケールのデータインフラストラクチャの課題を解決します。
AIStorは、2.2 TiB/sを超えるスループットを実現し、パフォーマンスとスケーラビリティを向上させ、 企業がすべてのAIデータを単一のインフラストラクチャで管理できるように設計されています。 自然言語で非構造化データを検索できる promptObject、AIモデルやデータセットを安全に管理する AIHub、RDMA経由で高速・低遅延のデータ転送を行う S3 over RDMA、全インスタンスを一元管理できる Global Console をはじめ、様々な機能を標準搭載しています。
MinIO AIStor は2024年11月13日にリリースされた、MinIO 社の最新製品です
(旧製品名 : MinIO Enterprise Object Store)。
AIStor より加わった新機能や改善点、特徴の詳細は以下のメーカーブログをご参照ください
オブジェクトストレージソリューションとは
データを「オブジェクト」として管理・保存するシステム。 従来のファイルシステムやブロックストレージと異なり、オブジェクトストレージはデータとそのメタデータを一緒に保持し、スケーラビリティと高い可用性を提供します。 主にクラウド環境や大規模なデータセットの管理に適しており、バックアップ、アーカイブ、ビッグデータ解析などの用途で広く使用されています。
MinIO AIStor 主な用途
- AI/MLワークロード : 機械学習・人工知能モデルのデータ管理と高速アクセス
- データレイク : 大規模な非構造化データの統合管理と分析基盤
- ハイブリッドクラウド : オンプレミスとクラウド環境のシームレスな統合運用
- ビッグデータ分析 : 大規模データセットの効率的な処理と解析
- バックアップ・リカバリ : データ保護と迅速な復旧ソリューション
あらゆるコンポーネントを標準装備
MinIO AIStorは、大規模なデータインフラストラクチャを運用し、AIワークロードをサポートするために必要なすべての要素を備えています。
各機能の詳細はメーカー詳細ページをご覧ください。
- Replication
Active/Active のマルチサイトレプリケーションによる、ミッションクリティカルな環境での高可用性とデータ冗長性 - Encryption
高度な暗号化による、データの機密性とセキュリティの強化 - Object Immutability
オブジェクトの不変性を確保し、データの改ざんや削除を防止 - Identity + Access Management
AWS IAM 互換のフレームワーク提供による、統一的なユーザーとアプリケーションのアクセス管理 - Information Lifecycle
データのライフサイクル管理機能により、アクセス、セキュリティ、経済性を最適化 - Versioning
オブジェクトのバージョン管理による、誤った上書きや削除からのデータ保護 - Key Management Server
高可用性で操作が簡単な鍵管理サーバーによる、オブジェクトごとの暗号化キーの効率的な管理 - Global Console
組織内すべてのMinIOインスタンスを単一のインターフェースで管理、デプロイや監視を容易化 - Catalog
オブジェクトストレージのネームスペースとメタデータ検索を可能にし、データのインデックス作成や検索を高速化 - Firewall
データ指向のファイアウォール機能により、TLS終端やロードバランシング、アクセス制御を強化 - Cache
サーバーのDRAMメモリを活用した分散キャッシュ機能で、高性能なワークロードに対応 - Observability
システムのメトリクス、監査ログ、エラーログ、トレースを収集し、パフォーマンスと信頼性の向上を支援 - S3 Compatibility
AWS S3 APIと高い互換性を持ち、クラウドネイティブなアプリケーションとのシームレスな統合を実現 - promptObject NEW
S3 APIの新しい拡張機能。非構造化データに対して自然言語でのクエリを可能にし、AIアプリケーションの開発を簡素化 - AIHub NEW
Hugging Face API互換のプライベートリポジトリで、AIモデルやデータセットを安全に管理 - S3 over RDMA NEW
RDMAの低遅延・高スループットを活用し、S3オブジェクトアクセスのパフォーマンスを向上 - Events and Lambdas NEW
オブジェクトストレージ内のイベントに応じてサーバーレス関数をトリガーし、リアルタイムのデータ処理を実現
MinIO AIStor のお問い合わせについて
ご確認ください
MinIO AIStor のライセンスは、システムの Usable Capacity(利用可能容量)に基づいて選定します。
お問い合わせの際には、 TiB(テビバイト) / PiB(ペビバイト) / EiB(エクスビバイト) いずれかの単位でのご希望の容量をお知らせください (最小容量は 400TiB です)。
MinIO AIStor のご利用にはデータの保存容量や使用するインフラストラクチャの設計が重要です。ご検討の際にはメーカーWEBページの Design Your Infrastructure をご参照ください (※)。
※ ページ上部「Enter Usable Capacity」にご希望の容量を記入の上、Design Your Infrastructure のボタンをクリックすることで インフラストラクチャの推奨構成をご覧いただけます。 お客様の要件に合わせて調整することも可能です。
■商品の詳細、お問い合わせはこちら |