ユニポスWEBサイトに、グラフやチャートのアナログデータを高精度でデジタルデータに変換する デジタイザーソフトウェア「DigitizeIt」 のページを追加しました。
DigitizeIt は、スキャンしたグラフやチャートを(x,y)データに変換する、強力なデジタイジングツールです。 マルチプラットフォーム対応で、Windows、Mac、Linux で利用可能です。
グラフの画像ファイル (紙のデータをスキャンしたものも可)をインポートし、軸を定義した後、自動または手動でデジタイズします。データはCSV形式やExcelファイルとして保存でき、他のアプリケーションにも簡単にコピー&ペーストが可能です。
傾いたグラフや歪んだグラフにも対応し、線形、対数、逆数、日時の軸をサポートし、複数のデータセットの定義やデータ値のソートが可能です。
DigitizeIt の操作イメージは、以下のチュートリアル動画をご覧ください。
デジタイザーソフトウェア とは
デジタイザーソフトウェアとは、紙の文書や画像をデジタル形式に変換するためのツールです。具体的には、グラフ、チャート、地図などのアナログデータをデジタルデータに変換し、コンピュータ上で編集・分析可能な形式にします。
DigitizeIt の主な用途
- 紙の資料を効率的にデジタル化
- データの再利用と分析が容易
- 保存スペースの節約
- データの検索性向上
- 複数人での共有・協働作業
活用に適した分野の例
- 科学研究 : 過去の実験データの再利用や比較分析
- 金融分析 : 株価チャートや経済指標グラフの数値データ化
- 工学 : 材料特性や応力分析グラフのデータ抽出
- 医療 : 医学論文や臨床試験報告書のグラフからデータセットの再構築
- 環境科学 : 候変動グラフや生態系データチャートの数値化
- 教育 : 教科書や学術資料のグラフを数値データに変換し、分析練習に使用 など
主な機能・特徴
- 折れ線グラフと散布図の自動デジタイジング
- マウスクリック操作による手動デジタイジングモード
- gif、png、tiff、jpeg、bmpなど、一般的な画像ファイル形式をインポート可能
- クリップボード経由でのグラフの貼り付け
- スクリーンショットのキャプチャ
- データをCSVやエクセルファイル、またはクリップボード経由でエクスポートし、他のアプリケーション(例 : Originlab OriginやMicrosoft Excel)にインポート可能
- 傾いたり歪んだグラフを扱うことが可能 (軸は直交している必要はありません)
- 直線軸、対数軸、逆数軸、日付軸、時間軸 に対応
- グラフのズーム、ミラーリング、回転が可能
- 複数の異なるデータセットを定義可能
- データ値の並べ替え
- 包括的なオンラインヘルプ
- 英語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、フランス語、日本語、中国語、ポルトガル語、ロシア語、韓国語、ヒンディー語 に対応
- Windows、Mac、Linuxで利用可能
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