ユニポスWEBサイトに、ロボットの動作を拡張するためのプラグイン開発をサポートする「RocketFarm OPC UA VDMA URCap」のページを追加しました。
このソフトウェアは、オープンな産業通信プロトコルである OPC UA を活用し、ユニバーサルロボット (UR) とのシームレスな通信を実現します。
製品の種類
- MyRobot.cloud: クラウドベースのロボット管理ソリューション
- OPC UA: ロボットの動作を拡張するための通信プロトコル開発ツール
- URCap development: ユニバーサルロボット用のカスタムプラグイン開発ツール
- PALLETIZING UR-CAPS: パレタイジング用の特殊なUR-CAPS
- Pally: パレタイジング用の基本的なUR-CAP
- dPally: パレタイジングのデュアルアーム対応UR-CAP
- rePally: 再利用可能なパレタイジングのUR-CAP
OPC UA VDMA URCap とは?
OPC UA VDMA URCap は、通信に特化したプロトコル開発ツールです。産業分野で広く使用されている通信プロトコルである OPC UA を実装することで、ユニバーサルロボットと他のデバイスとの間でデータの双方向通信が可能になります。
このツールを使用することで、通信プロトコルの実装が容易になり、ユニバーサルロボットの動作を拡張できます。さらに、Rocketfarm社のOPC UA URCap は、VDMA が提供する標準やガイドラインに準拠しており、リアルタイムなロボット制御や安全な工場の確立に役立ちます。また、ユニバーサルロボットの CB3 および eシリーズとの互換性があり、導入も容易です。
主な用途
- ロボットアセンブリの自動化
- プロセスのモニタリングと制御
- ロボットと他の製造機器の統合
- データ収集と分析
- 柔軟な生産ラインの構築
主な機能
- ユーザーのニーズに完全に対応可能
- 利用可能なURパラメータにアクセス可能
- OPC UA準拠の制御室アプリケーションとの簡単な統合設定
- ビジネスシステムやOPC UA準拠の他のシステムとの簡単な統合
- 異なるOPC UAソースからの変数を受信し解釈可能
- URによるスマートな製造を実現
- デバイスと機械間の通信の複雑さを軽減
VDMA機能
- 監視: ロボットシステムのデータ提供とモニタリング。工場内の個々のロボットシステムの機能分析が可能。生産段階では、運用状態、安全状態、プロセスデータなどを提供。
- 状態監視: 機械の動作中に状態を判断し、障害を特定。メンテナンス計画の一環としてダウンタイムを短縮。モーター温度、負荷、動作時間などのパラメーターを提供。
- 資産管理: 主要な電気機械部品の詳細な情報提供。部品番号、ブランド名、シリアル番号など。技術者は交換する部品を事前に把握し、効果的なメンテナンスが可能。
主な特徴
RocketFarm OPC UA VDMA URCap の特徴は以下の通りです。
- シンプルでコストパフォーマンスが高い
- インストールと実装が容易
- ニーズに合わせてカスタマイズ可能
- 高いセキュリティ機能
- ユニバーサルロボット用のCB3およびeシリーズと互換あり※
※URCapを URのCBシリーズ と Eシリーズの1台にインストールすると、1台はOPC UAサーバーとして、もう1台はクライアントとして機能します。使用方法については、以下の動画をご参照ください。
システム要件
RocketFarm OPC UA VDMA URCap には以下の要件があります。
- URCap APIバージョン 1.5 の機能を使用して開発
- CB3.1: Universal Robots software v.3.8 以降
- E-series: Universal Robots software v.5.2 以降
ライセンスについて
OPC UA VDMA URCap ライセンスは、永久ライセンスです。ロボット毎にライセンスが必要で、シリアル番号を持つ特定のロボットにバインドされます。なおライセンスは、企業や個人向けのライセンス「End user License」と、教育機関向けライセンス「Educational institutions License」があります。
製品の取り扱い可否を確認いたします。お気軽にご相談ください。
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