生命科学分野の研究に携わるお客さまより、クライオ電子顕微鏡での単粒子解析用ワークステーションをご相談いただきました。ご予算220万円程度で最適な構成をご希望です。具体的な条件は下記の通りです。
ご希望の条件 | |
CPU | できるだけコア数が多く、高速な処理を行うことができる製品 |
メモリ | 256GB |
ストレージ | システム用にSSD 1TB、一時記憶用にM.2 NVMe SSD 4TB、データ用HDD 10TB |
ビデオカード | Geforce RTX4090 x2枚 |
電源環境 | 100V環境で運用したい 上記条件の構成が100V環境に対応しない場合は教えて欲しい |
お客様からのご要望を踏まえ,弊社からは以下の構成をご提案しました。
CPU | AMD Ryzen ThreadripperPRO 7965WX (4.20GHz 24コア) |
メモリ | 256GB ECC REG |
ストレージ1 | 1TB SSD S-ATA |
ストレージ2 | 4TB SSD M.2 NVMe Gen4 |
ストレージ3 | 16TB HDD S-ATA |
ビデオ | NVIDIA Geforce RTX4090 24GB x2 |
ネットワーク | on board (1GbE x1 10GBase-T x1) |
筐体+電源 | タワー型筐体 + 1600W |
OS | なし |
最新のRyzen Threadripper PRO 7000 WXシリーズを搭載
2024年4月時点で最新であるRyzen Threadripper PRO 7000 WXシリーズの24コアモデルを採用した構成です。
24のコア数と4.20GHzの動作クロックにより、解析時の高いパフォーマンスが期待できます。
NVIDIA Geforce RTX4090 x2枚搭載時は200V環境が必須
ご指定に沿って、NVIDIA Geforce RTX4090 x2枚を搭載しています。
なお、NVIDIA Geforce RTX4090のTDPは450Wと消費電力の大きい製品のため、2枚搭載した場合は200V環境が必須です。
100V環境での利用できることを優先する場合には、RTX4090の搭載数を1枚に減らす、あるいはNVIDIA A6000やNVIDIA RTX6000 Adaといったより消費電力量の低いビデオカード x2枚に変更することで100V環境への対応が可能です。
ソフトウェアの事前インストールも可能
また、ご希望の場合はクライオ電子顕微鏡法向けのソフトウェアを事前インストールすることも可能です。
ご希望の場合はお気軽にご相談ください。
本事例の構成は、お客様から頂戴した条件を元に検討した内容です。
いただいた条件に合わせて柔軟にマシンをご提案いたしますので、掲載内容とは異なる条件でご検討の場合でも、お気軽にご相談ください。
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