ドローンやUAVを業務利用されているお客様より、空撮画像を処理するためのソフトウェア「Pix4Dmapper」用マシンをご相談いただきました。予算60万円以内での構成提案をご希望です。
具体的なスペックは以下のとおりです。
・CPU:Core i7-13700程度 |
ご相談いただいた条件を踏まえて、弊社からは下記のスペックをご提案しました。
CPU | Core i7-13700K (3.40GHz 8コア+2.50GHz 8コア) |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 2TB SSD M.2 NVMe Gen.4 |
ビデオ | NVIDIA Geforce RTX4060Ti 8GB |
ネットワーク | on board (2.5GBase-T x1) Wi-Fi x1 |
筐体+電源 | ミドルタワー型筐体 + 850W |
OS | Microsoft Windows 11 Professional 64bit |
2024/1時点で最新のGeforce RTX4000シリーズを搭載
GPUはNVIDIA Geforce RTX3060Tiをご希望いただいていますが、2024年1月現在、後継品のGeforce RTX4000シリーズが発売されています。
そのため、Geforce RTX4000シリーズにおける同等品であるNVIDIA Geforce RTX4060Ti 8GBを選定しています。
Pix4Dmapperを快適にご利用いただくためのパーツ選択
Pix4Dmapperのシステム要件ではRecommended (推奨) におけるCPUはIntel i9クラスが記載されており、High-end Build Componentsの項ではRyzen Threadripper 32コアやGeforce RTX2080TiがBest扱いとして挙げられています。
そのため、ご予算に余裕があるようであれば、CPUやGPUの性能を上げることでより高いPix4Dmapper使用時のパフォーマンスを期待できます。
また、Pix4Dmapperを快適にご利用いただくためには、ストレージも比較的重要なパーツとなります。SSDは空き容量により速度や安定性が上下するパーツのため、要望の1TBよりも大容量の2TBかつ、高速なNVMe仕様の製品を選択しています。
参考:SSDは空き容量がある程度あった方が高速に使える? ※テグシスWEBサイトに飛びます
なお、CPU・メモリ・SSD・GPUはそれぞれ速度が影響するステップが異なりますので、基本的には各パーツの性能バランスがとれた構成が最も好ましいと考えられます。
参考:Hardware components usage during processing – PIX4Dmapper ※外部サイトに飛びます
本事例の構成は、お客様から頂戴した条件を元に検討した内容です。
いただいた条件に合わせて柔軟にマシンをご提案いたしますので、掲載内容とは異なる条件でご検討の場合でも、お気軽にご相談ください。
■キーワード・Pix4Dmapperとは Pix4Dmapperは、UAVやドローン等による空撮画像から様々なデータを作成する写真測量法ソフトウェア。空撮画像データから、三次元点群データ、3Dメッシュデータ、数値標高データ (DSM) ならびにオルソモザイク画像などを作成することができる。 |
■ このPC事例に関する詳細、お問い合わせはこちら ※事例の名称またはご希望の条件などをご記入ください。 |