デジタル技術開発に携わるお客様より、AIモデル開発用のGPUマシンをご相談いただきました。AIの推論に使用するためGPUの性能を最も重視しており、CPUもそれに見合ったものをご希望です。
ストレージは、使用頻度の高いデータ用とデータ保存用でそれぞれ1台ずつ確保する必要があり、HDDと1TB以上のSSDの双方を搭載した構成が理想です。
また、筐体はタワー型を想定されていて、100V環境で運用可能な構成であることも条件です。
具体的な希望条件としては、以下の情報を頂戴しています。
・CPU:GPU性能に見合ったもの |
ご連絡いただいた内容を踏まえて、弊社からは下記の構成をご案内しました。
CPU | Intel Xeon W5-2465X (3.10GHz 16コア) |
メモリ | 128GB REG ECC |
ストレージ1 | 1TB SSD M.2 |
ストレージ2 | 4TB HDD SATA |
ビデオ | NVIDIA RTX6000 Ada 48GB x2 |
ネットワーク | on board (2.5GbE x1, 10GbE x1) |
筐体+電源 | タワー型筐体 + 1600W |
OS | Microsoft Windows 11 Professional 64bit |
お客様ご希望の条件にあわせた構成例です。
GPU性能を最も重要視されている点を踏まえて、2023年8月時点で最新のハイエンドワークステーション向けビデオカードである NVIDIA RTX6000 Ada 48GB を2枚搭載した構成としています。
また、GPUに合わせて、CPUはワークステーション向けプロセッサーであるIntel Xeon WシリーズのW5-2465X (3.10GHz 16コア) を選択しています。
なお、搭載する電源ユニットの最大出力は、200V環境での利用では1600W、100V環境での利用ではおよそ1300Wです。
本構成の最大消費電力は概算で約1100Wですので、100V環境での運用が可能です。
本事例の構成は、お客様から頂戴した条件を元に検討した内容です。
いただいた条件に合わせて柔軟にマシンをご提案いたしますので、掲載内容とは異なる条件でご検討の場合でも、お気軽にご相談ください。
■FAQ・RTX 6000 Adaとは
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