製造業に携わるお客様より、自動検査工程における撮影制御用マシンの導入についてご相談いただきました。
接続するカメラは14台で、HDMIでの映像出力手段もご希望です。
具体的な条件としては、以下のスペックをご連絡いただいています。
・CPU:Intel Core i9-10980XEレベル |
ご連絡いただいた内容を踏まえて、弊社からは以下の構成をご提案しました。
CPU | Intel Xeon Gold 6326 (2.90GHz 16コア) |
メモリ | 64GB REG ECC |
ストレージ1 | 1TB SSD M.2 |
ビデオ | NVIDIA T1000 4GB |
ネットワーク | on board (10/100/1000Base-T x2) |
筐体+電源 | ミドルタワー型筐体 + 1500W |
OS | Microsoft Windows 10 IoT Enterprise 2019 LTSC 64bit |
OS | 1GbE 4ポートLANカード x1 PoE対応4ポートLANカード x4 MiniDisplayPort to HDMI 変換アダプタ |
ご希望の拡張カードをすべて搭載するには、合計で36のPCIeレーンが必要となります。
拡張カードの搭載に必要なPCIeスロットの数も考慮すると,2023年08月時点で最新の第13世代コアシリーズ・第4世代Xeon Scalableシリーズ対応シングルソケットのマザーボードには要件を満たしている製品がありませんでした。
そのため、要件を満たし、すべての拡張カードを搭載可能な第3世代Xeon Scalableシリーズ搭載の構成としています。
カメラの接続に関しては、PoE対応4ポートLANカードを4枚搭載することで、最大16台のカメラ接続に対応しています。
また、NVIDIA T1000はHDMIでの出力ポートを備えていません。
そのため、MiniDisplayPort to HDMI 変換アダプタを選定し、間接的にHDMIでの映像出力を可能としています。
本事例の構成は、お客様から頂戴した条件を元に検討した内容です。
いただいた条件に合わせて柔軟にマシンをご提案いたしますので、掲載内容とは異なる条件でご検討の場合でも、お気軽にご相談ください。
■FAQ・Windows 10 IoTとは 参考:Windows 10 IoT の概要 (Microsoft) ※外部サイトに飛びます 参考:組み込み系OS「Windows 10 IoT」の特色とは? ※弊社オウンドメディア「TEGAKARI」に飛びます
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