産業系のシステム構築を検討のお客様より、CTスキャンで取得した画像の再構成と、画像の解析・演算を行うためのPCをご相談いただきました。具体的な条件は以下のとおりです。
・CPU:Xeon W3223相当の性能であればOK ・メモリ:16GB~32GB程度 ECCは必須ではない ・ストレージ:OS用に128GB程度のSSD、一次データ用に1TB以上のHDD ・GPU:NVIDIA RTX A4000 ・ネットワーク:1.0Gbps以上のポート x3 ・外部I/F:USBタイプA x4ポート ・画面出力:PC本体の映像出力機能に合わせてOK ・筐体:19インチサーバーラックへの取り付けが可能な筐体 ・電源:1日あたり8~10時間の稼働に耐えられるもの 200V環境でも使えるもの ・OS:Windows 10 IoT Enterprise LTSC 2021 |
頂戴した情報を踏まえて、弊社からは以下の構成をご提案しました。
CPU | Xeon W3-2435 (3.10GHz 8コア) |
メモリ | 32GB |
ストレージ1 | 240GB SSD S-ATA 高耐久モデル |
ストレージ2 | 2TB HDD S-ATA |
ビデオ | NVIDIA RTX A4000 16GB DisplayPort x4 |
ネットワーク | on board (1GbE x1 /10GbE x1) |
筐体+電源 | 4Uラックマウント型筐体 + 850W |
OS | Microsoft Windows 10 IoT Enterprise 2021 LTSC 64bit Highend |
画像解析を想定した構成です。
Xeon W-3223は旧世代のCPUですので、最新のXeon W-2400シリーズの同コア数の製品を選定しています。
その他の条件も一通り満たしており、19インチサーバーラックへ取り付けるためのレールや200V対応の電源ケーブルを含めた内容となっています。
本事例の構成は、お客様から頂戴した条件を元に検討した内容です。
掲載内容とは異なる条件でご検討の場合でも、お気軽にご相談ください。
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