お客様より、シングルセルRNA-seq解析を目的としたPCの導入をご相談いただきました。
現在はMacを利用中で、Dockerで構築したLinux環境下でCell Rangerを使用されていますが、処理にとても時間がかかる点を問題とされています。
今回のご相談では、予算60万円程度のLinuxマシンを想定されており、スペックとしてはメモリ128GB以上が条件です。
伺った情報を踏まえて、弊社からは下記の構成をご提案しました。
CPU | Core i9-13900KS (3.20GHz 8コア + 2.40GHz 16コア) |
メモリ | 128GB |
ストレージ1 | 2TB SSD M.2 |
ストレージ2 | 16TB HDD S-ATA |
ビデオ | NVIDIA T400 4GB MiniDisplayPort x3 |
ネットワーク | on board(2.5GBase-T x1) Wi-Fi x1 |
筐体+電源 | タワー型筐体 + 850W |
OS | Ubuntu 22.04 |
Linuxマシンをご希望でしたので、ご予算内でのUbuntuマシンをご提案しました。 メモリは128GBで、用途面での必要性を想定し、SSD+大容量HDDを搭載した構成としています。 Cell Ranger側の推奨スペックは、CPU 16コア+メモリ128GBです。 本構成のメモリ容量は仕様上最大ですので、より多くのメモリが必要となる可能性がある場合にはご相談ください。
本事例の構成は、お客様から頂戴した条件を元に検討した内容です。
掲載内容とは異なる条件でご検討の場合でも、お気軽にご相談ください。
■キーワード・シングルセルRNA-seqとは ・Cell Rangerとは
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