海外製品調達・コンサルテーションサービス ユニポスで長年にわたり取り扱っております、国際貿易分析プロジェクト(Global Trade Analysis Project) によって開発された応用一般均衡モデル GTAP Data Base の最新版、GTAP 11 Data Base がリリースされました (2023年4月)。2019年7月にリリースされた 前バージョン GTAP 10 Data Base 以来、約4年ぶりのアップデートとなります。
GTAP Data Base について
GTAP Data Base は、設定された基準年における世界経済を一貫して表現したデータベースです。データベース内には国際産業連関表 および 貿易、マクロ経済、エネルギー、保護に関するデータなどが存在し、網羅された世界150以上の地域のデータにより、世界全体の貿易や資本移動を考慮した分析を行なうことができます。また、各国共通の50以上の産業部門のデータが網羅されており、マクロ分析と同時に産業別の分析を行うこともできます。
GTAP Data Baseは 世界経済を代表するものであり、世界経済問題に対する応用一般均衡 (AGE)分析の主要な入力として、世界中で利用されています。
最新版 GTAP 11 Data Base について
以下は Global Trade Analysis Project で発表されている GTAP 11 の特徴を示した図となります (クリックでメーカーの詳細ページへ移動します)。
主な更新点
・2004年度、2007年度、2011年度、2014年度、2017年度 の5つの年のデータが収録されています (2017年が新たに加わりました)
・世界160地域 (141 countries + 19 aggregate regions)、 65の産業部門のデータが網羅されています (19地域が新たに加わりました)
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【参考情報】
ユニポスでは、応用一般均衡モデルの解法に適したソフトウェア GEMPACKも取り扱っております。 GTAP Data Base はこのGEMPACKにて記述されており、GTAPデータベース分析には最適で、また経済モデリング等の計算に適しています。