【製品相談事例】SonarQube – LoCを使いきったらどうなるの?

SonarQubeについての質問に回答しました

お客様より人気の静的コード解析ツール「SonarQube」について質問をいただきました。

SonarQubeは30以上の開発言語やプラットフォームに対応し、高速で信頼性の高い品質分析や脆弱性検出が可能です。大規模なプロジェクトやサービスの安定運用に適しています。

 

ご質問内容

SonarQubeの機能イメージ

SonarQube Developer Editionを「250K LoC」で導入したいと考えています。
もし利用開始後にLoCを使い切ってしまったらどうなりますか?

【ご参考:SonarQubeのLoCとは】
SonarQubeのライセンスに割り当てられる、1年間に分析可能なコードの行数(LoC, Lines of Code)のこと。プロジェクトにブランチがある場合は、一番行数が多いブランチの行数をLoCとして消費します。

 

弊社からのご案内

SonarQubeはLoCの消費量が上限に達すると、それ以上新規のコード検証ができなくなります。
新規の検証以外の機能(検証結果の閲覧や設定変更など)は引き続き利用が可能です。

新たなコード検証が必要な場合は、追加でLoCをご購入ください(LoCが自動で追加されることはありません)。

LoCの利用状況はライセンス管理画面にあります

※LoCの消費状況は上記画像のように、ユーザーアカウント内で確認でき、上限が近づくと通知も表示されます。

 

【まとめ】

  • SonarQubeはLoCが上限に達すると、新規検証ができなくなる
  • LoCが残っていなくても、過去の検証結果の閲覧や設定変更は可能
  • 上限以上のコード検証を行う場合は、LoCの追加購入が必要

 

ご質問やご相談について

弊社では海外製品の導入やお取り扱いに対するご質問やご相談を承っております。
より適切なご提案のためライセンスの種類や、ご利用環境、用途などをお伺いする場合がございます。あらかじめご了承ください。