ユニポスWEBサイトに、仮想シリアルポートエミュレータソフトウェア「Virtual Serial Ports Emulator (VSPE)」 のページを追加しました。
VSPE は、シリアルポートを使用するアプリケーションの作成・デバッグ・テストのための、ソフトウェアエンジニア・開発者向けツールです。データを送受信するための様々な仮想デバイスを作成することができ、通常のシリアルポートとは異なり、同じデバイスを異なるアプリケーションで複数回開くといったことも可能となります。
VSPE を使用することで、複数のアプリケーションでの物理的なシリアルポートのデータ共有、ローカルネットワークへのシリアルポートの公開 (TCPプロトコル経由)、仮想シリアルポートのデバイスペア作成などが可能です。
■ チュートリアル動画
VSPE 主な特徴
- Virtual device: connector
- Virtual device: data splitter
- Virtual device: pair
- Mapper device
- User mode device: TcpServer
- User mode device: TcpClient
- User mode device: Serial Redirector
- User mode device: UDP Managerv – User mode device: Bridge
- Python scripting system
- x86 and x86_64 processor architecture support
- VSPE API (C/C++ header and static library) for native language developers
- VSPE API Python bindings for Python developers
- Embedded HTTP server
- Data monitoring
ライセンスについて
Virtual Serial Ports Emulator (VSPE) は永久ライセンスです。
1ライセンスにつき1台のコンピュータで利用が可能です。ただし、以下の条件においては2台のコンピュータで VSPE を同時利用することができます。
- 両方のコンピュータは同じユーザーの所有するものであること “および”
- 両方のVSPEアプリケーションが同じデータフローに属していること (例 : TcpServer/TcpClientデバイスで接続されている)
VSPE を試用してみる
メーカーWEBサイトから セットアップファイルをダウンロードすることで、VSPE を 4週間、試用することが可能です (試用期間終了後はライセンス購入によるアクティベーションが必要になります)。
「Download latest released version」の項目をご確認ください:
https://eterlogic.com/Products.VSPE.html
なお VSPE のエミュレーションの仕組み上、ライセンスご購入前には必ずお客様の環境(対象のOS)で動作テストを実施し、ニーズに合うかをご確認ください。
※VSPEは、Microsoft 社が公式にサポートする以下の最新OSでのテストに重点が置かれています
- Windows 11 x64
- Windows 11 arm64
- Windows 10 x64
- Windows 10 x32
- Windows Server 2022 x64
なお VSPE を 32bit の Windows OS で利用する場合には、無料でお使いいただけます (Free VSPE License for 32 bit Windows (x86))。こちらについても上記のメーカーWEBサイトリンクよりダウンロード可能ですので、ご確認ください。
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