【製品相談事例】Pupil Coreはメガネと併用できますか?

お客様よりウェアラブルアイトラッキングデバイスPupil Coreについて質問をいただきました。

Pupil Core は、 1台以上のカメラで目領域の映像を記録する、ウェアラブル(ヘッドマウント型)のビデオベースのアイトラッキング(非接触型)です。瞳の動きを追跡するアイトラッキングカメラ(Eye Camera)と、Pupil Coreを装着している人から見えるもの(装着者の視線)を追う主観視点カメラ(World Camera) を搭載しています。

 

ご質問内容

お客様はPupil Coreの装着方法について疑問をお持ちでした。

ご質問内容

  • 被験者がメガネをかけていてもPupil Coreでアイトラッキングが可能ですか?

 

弊社からのご案内

メガネをつけてPupil Coreを装着した場合、メガネレンズの反射によって眼球検知が上手くいかない可能性があります。
また弊社で実際にメガネをかけてPupil Coreを装着てみたところ、メガネのフレームがPupil Coreのフレームを押し上げてしまい正しい位置に装着することができませんでした。

なお同メーカー製の別モデルPupil Invisibleにはオプションで矯正レンズが用意されています。被験者が視力矯正を必要とする場合は、Pupil InvisibleとPrescription Lens Kitをご検討ください。

 

実際に装着してみた様子

実際にメガネの上からPupil Coreを装着してみた様子です。

Pupil Coreのノーズパッドが浮いてしまう

一見しっかり装着できているように見えますが、写真の赤く印がついた部分をご覧ください。Pupil Coreのノーズパッドが鼻から数センチ浮いています。なお製品にフィット感を調整するシリコン製パッドが付属しますが調整範囲は数mm程度です。

 

Pupil Coreのテンプルが耳に届かない

また横から見るとPupil Coreのテンプル(耳にかける部分)がかろうじて耳に引っ掛かっている状態です。使用する際はもう少し後方までテンプルが届いている方が理想的です。

 

 

ご質問やご相談について

弊社では海外製品の導入やお取り扱いに対するご質問やご相談を承っております。
「機能の詳細」「使い方」など、ご不安やご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。

より適切なご提案のためご利用環境、用途などをお伺いする場合がございます。あらかじめご了承ください。