お客様より、業務で生成した複数のデータを保存・閲覧するためのサーバーをご相談いただきました。
搭載できる最大容量のストレージ構成をご希望で、OSは現在利用中のWindows Storage Server 2016に相当するものという条件です。
ストレージ容量を重視する場合、現状では20TB容量のHDDが最大となります。ただし、CacheCadeに対応させるため、HDDに接続するRAIDカードの世代を意図的にやや古い世代のものとしていますが、最新の20TB製品を多数接続した場合には、互換性に関する想定外の問題が発生する可能性があります。
そのため、安定性を重視して16TB容量のHDDを20台搭載した構成にでお見積もりしました。
HDD x1台あたりの容量を重視する場合は20TB容量のHDDへ変更可能ですが、20TB HDDに対応するRAIDカードへ変更しますとCacheCadeに対応しなくなりますので、ご承知おきください。
OSは、Windows Storage Server 2016の後継としてWindows Server IoT 2022 for Storage を選定しています。Storage Server 2016と同様にCAL不要のファイルサーバー向けエディションです。
【主な仕様】
CPU | Xeon Silver 4310T (2.30GHz 8コア) x2 |
メモリ | 128GB |
ストレージ1 | 480GB SSD S-ATA |
ストレージ2 | 480GB SSD S-ATA |
ストレージ3 | 16TB HDD S-ATA x20 |
ビデオ | on board |
ネットワーク | on board (10GBase-T x2) |
筐体+電源 | 4Uラックマウント筐体 + リダンダント電源1200W |
OS | Microsoft Windows Server IoT 2022 for Storage Standard 16コア |
その他 | RAIDカード CacheCade Pro 2.0 |
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