事例No.PC-9979をご覧のお客様より、Gaussian向けマシンをご相談いただきました。 Gaussianでの計算およびGaussViewでの表示を行う予定で、ご予算は50万円程度です。
PC-9979の事例は大きな計算は行わず限定的な用途を想定したものですが、今回ご提案する構成でGaussianを利用した際に、どの程度の計算を行うことができるのかというご質問をいただいています。
ご覧いただいた事例No.PC-9979の構成はパーツが終息しており、同じ構成でご提供することができないため、同価格帯での代替構成を提案させていただきました。 CPUは、ご予算内で多くのコア数を搭載できるようAMD Ryzen 16コア製品を採用しています。 CPU以外は、PC-9979と同程度のスペックとして設定しました。
【Gaussianではどの程度の計算ができるか】 Gaussian 16では、50以上の原子数を設定して計算を行う場合、1コアあたり4GB以上のメモリを搭載することが推奨されています。 ■Gaussian 16 Rev. C.01/C.02 Release Notes ※メーカーページが開きます 逆説的には、1コアあたり4GBのメモリ容量を確保していれば、1コアで50程度の原子数の計算を十分に行うことができると考えられます。 あくまで理論上の推測ではありますが、本事例の構成は16コア構成で、1コアあたり4GBのメモリ容量を確保していますので、単純計算で50原子xコア数程度の規模の計算を行うことができると考えられます。 |
【主な仕様】
CPU | Ryzen9 5950X (3.40GHz 16コア) |
メモリ | 128GB |
ストレージ1 | 1TB SSD S-ATA |
ビデオ | NVIDIA T400 |
ネットワーク | on board (10/100/1000Base-T x1) |
筐体+電源 | ミドルタワー筐体 + 850W |
OS | Microsoft Windows 10 Professional 64bit |
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