タンパク質立体構造解析用マシン (ストレージ速度重視)

お客様より、タンパク質の立体構造を計算するツール「AlphFold2」を使用するマシンを、予算100万円程度で検討したいとのご相談をいただきました。
他にもMOE (Molecular Operating Environment) やAutodockなどのWindowsソフトウェアを使うため、UbuntuとWindowsのデュアルブートをご希望いただいており、UbuntuにはCUDA Toolkit 11のインストールが必要です。

AlphaFoldの計算処理はGPU性能の影響を受ける部分が大きいことや、計算中にも約2.7TBのデータベースへ頻繁にアクセスすることから、データベースを格納するストレージの性能が使用感に大きく影響します。
本構成のストレージは全てSSDとしていますが、上記の理由からデータベース展開用のストレージには、NVMe対応の4TB SSDを採用して更にストレージ速度を高めています。

【主な仕様】

CPU Ryzen9 5950X (3.40GHz 16コア)
メモリ 64GB
ストレージ1 500GB SSD S-ATA
ストレージ2 500GB SSD S-ATA
ストレージ3 4TB SSD M.2
ビデオ NVIDIA Geforce RTX3090
ネットワーク on board (10/100/1000Base-T x1)
筐体+電源 ミドルタワー筐体 + 850W
OS Windows 10 Professional 64bit
その他 Ubuntu 20.04デュアルブート設定 (CUDA Toolkit 11インストール)