ユニポスWEBサイトに追加しました「MODO」は、リモートセンシング向けMODTRANのグラフィカルなフロントエンドです。
種々のセンサを用いて測定対象の物理量(質量、距離、力、時間、電流など)を計測し、デジタルデータに変換、および見える化するセンシング(sensing)技術。このセンシング技術には「スマートセンシング」と「リモートセンシング」の2種類があり、MODOは後者のリモートセンシグに関連する製品です。
リモートセンシング(Remote Sensing)は、主に人工衛星や航空機など、地上から遠く離れたところから対象物にふれることなく必要な情報を収集する技術のことで、MODO(MODTRAN)は、環境調査、地質調査(鉱物分光)、農林業、航空偵察、地図作成といった分野で役立つアプリケーションのひとつです。
参考:リモートセンシングとは?(一般財団法人リモート・センシング技術センター)
https://www.restec.or.jp/knowledge/sensing/sensing-1.html
The original MODO software application was implemented by Daniel Schlapfer with the support of the Remote Sensing Laboratories of the University of Zurich.
MODO とは?
アメリカ・空軍研究所とSpectral Sciences社が共同開発した大気放射伝達モデルMODTRAN向け、グラフィックユーザーインターフェースです。MODOの優れたユーザーインターフェースにより、ハイパースペクトル(hyperspectral;HS)センサの放射輝度のモデリングや、一般的なラジオメトリック(赤外放射)シミュレーションなどが容易にできるようになります。
主な機能・特徴:
- GUIによるMODTRANの実行
- MODTRANの出力をプロット
- MODTRANからのスペクトルの抽出と変換
- スペクトル畳み込み
- 平坦地形を対象としたマルチスペクトル画像の簡易大気補正
- クロスプラットフォーム対応
システム要件:
- Operating system: Linux (x86), MacOSX or Windows
- MODO runs: IDL 8.7 (Harris Inc.)
関連製品:
ReSe Applications社について
マルチスペクトルおよびハイパースペクトル画像を処理するための、衛星リモートセンシング向けアプリケーション開発を手掛ける企業です。収集した分光画像データのオルソ化(PARGE)、大気・地形補正(DROACOR・ATCOR)、MODO(MODTRAN)を使用した検証や研究を可能にします。
またこれらのアプリケーションは、HyMAP、APEX、AVIRIS、NEO社のHySpex、Specim社のAISA、Headwall Photonics社のHyperSpec、Resonon Pika、Itres社のCASIなどの機器から得られるリモートセンシングデータを処理するために設計されました。また、リモートセンシング画像解析ソフトウェア ENVI を拡張するためのIDL技術(プログラミング言語)をベースに構築されています。
ライセンスについて
教育目的で限定的に使用可能な教育機関向けライセンス(Education License)、非商用に限定された研究機関・大学向けのライセンス(Research License)、高い拡張性と、あらゆる種類のデータ処理に長けた商用利用可能なライセンス(Commercial License)の3つのライセンスがございます。
MODOのお問い合わせの際には、ライセンス登録者さま情報(組織名)、ライセンスの種類、MODOのバージョンをお知らせください。
なお教育機関向けライセンスの場合は、学校名/大学名およびWEBサイト(URL)も必要です。
※ご購入の際には、ソフトウェアの最終使用先(場所)と用途(使用目的)をメーカーに対し開示する必要がございます
MODOを試す:試用版について
リモート センシング アプリケーション用のModtranは、ご要望に応じて30日間の無料評価ライセンスの提供がございます。
メーカーへリクエストすることで、MODOの試用ライセンスがダウンロード可能となります。
■商品の詳細、お問い合わせはこちら MODO: MODTRAN Organizer Software| 大気放射伝達モデルMODTRAN用のGUI メーカー (ReSe Application LLT / 開発元: Dr.Daniel Schlapfer) WEBサイト |