PDF生成ライブラリ「iText」のライセンス形態変更のお知らせ

ユニポスでもリセラーとして長年にわたり取り扱いをしている Java / .NET 用PDF生成ライブラリ「iText」のライセンス形態が変更となりました(2022年8月現在)。

iText Core Instance Licenseの取扱いが終了し、2形態での提供となります。

  • iText OEM Distribution License
  • iText Subscription License Volume

iTextとは?

Java および .NET からPDFファイルの作成・操作を行うためのライブラリで、米国国防総省、Google、NASAなどのPDFエンジンとしても採用されています。

最新バージョンは iText 7 です。PDF文書からの機密情報削除、請求書発行、合字のレンダリングなどの機能がオプションでお選びいただけるようになり、今まで以上に強力なツールとなりました。

主な特徴

  • ブラウザにPDFを挿入
  • XMLファイルやデータベースから動的ドキュメントを生成
  • PDFのインタラクティブな機能を使用
  • ブックマーク、ページ番号、透かしなどを追加
  • PDFのページ分割、連結、操作
  • PDFフォームの記入を自動化
  • PDFファイルにデジタル署名を追加

 

ライセンスについて

iTextをクローズドソース(closed source)、プロプライエタリ環境で使用したい場合は商用ライセンス(commercial license)が必要です。

ライセンスの種類

iTextを自社開発のサーバーアプリケーション または エンドユーザーアプリケーションへ組み込み、「不特定多数の一般ユーザー」へパッケージ販売するための「iText OEM Distribution License」と、処理数(PDFのファイル数、イベント数)に応じて費用が決定するライセンス「iText Subscription License Volume」 の2種類がございます。

※ライセンス形態変更に伴い、iText Core Instance License の取り扱いは終了いたしました

  • iText OEM Distribution License
    サーバーまたは エンドユーザーアプリケーションへの組み込みが可能ライセンス
    – iText OEM Distribution Server License
    – iText OEM Distribution end-user device license
         
  • iText Subscription License Volume
    処理数(PDFのファイル数、イベント数)に応じて費用が決定するライセンス
    ※1年あたりでどの程度の処理が行われるかの概算をお知らせください

 

Add-Onについて

各ライセンスには次のAdd-Onが用意されています。ご希望の際には合わせてお問い合わせください。

  • pdfXFA – iText7向けのダイナミックPDFをプログラム
  • pdfCalligraph – 合字のレンダリングやテキスト抽出
  • pdfHTML – HTMLとCSSをPDFドキュメントに変換
  • pdfRender – PDFを画像としてレンダリング
  • pdfOptimizer – PDFの画像・画質・サイズを最適化
  • pdfOffice – OfficeドキュメントからPDFへの高品質なドキュメント変換
  • pdfSweep – PDF文書からの機密情報削除
  • pdfOCR – テキスト認識の自動化

お問い合わせの際には、ライセンスの種類、必要なAdd-onなどをお知らせください。