非線形静的/動的解析用マシン

お客様より、汎用線形・非線形解析及び詳細解析ソフトウェア「FEA NX」と弾塑性解析ソフトウェア「SNAP」を使用するためのマシンをご相談いただきました。解析内容は、主に建物や建物と地盤を対象とした静的増分解析、時刻歴応答解析などを予定されており、非線形静的/動的解析を高速化できる構成を予算150万円程度でご希望です。

お客様からのいただいた情報では、MIDAS社「FEA NX」は16コアまで有効なソフトでしたので、CPUは16コアを前提に構成を検討しました。ご案内の構成では、クロックも考慮して24コア製品であるThreadripper 3960Xを選定しています。
また、FEA NXはGPUに対応していますが、搭載するGPUは倍精度への対応が要求されます。倍精度対応のGPUは非常に高額で、本件のご予算とマッチしないため、ご提案ではGPU計算を考慮しない構成でのご案内としています。

【主な仕様】

CPU Ryzen Threadripper3 3960X (3.80GHz 24コア)
メモリ 256GB
ストレージ1 2TB SSD M.2
ストレージ2 10TB HDD S-ATA
ビデオ NVIDIA RTX A2000
ネットワーク on board (1Gigabit x1 / 2.5Gigabit x1 ) Wi-Fi x1
筐体+電源 ミドルタワー筐体 + 1000W
OS Windows 10 Professional 64bit