JavaScript UIフレームワーク「Webix」の最新バージョン 9 と 9.1 のご紹介

ベラルーシ共和国のソフトウェア開発会社 XB Software社製のJavaScript UIフレームワーク Webix の最新バージョン 9.0が2021年10月にリリースされました。バージョンアップによりさらに使いやすくなったWebixをご紹介します。

Webixについて


Webix
は、クロスプラットフォームに対応したWebアプリケーション開発のためのJavaScriptフレームワークです。100種類を超えるUIウィジェットとCSS/HTML5ベースのカスタマイズ可能なコンポーネント、アプリケーションの全体的な外観を変更するためのスキン(Material- default skin/Mini/Flat/Compact/Contrast)など、最高のデザインアイデアが蓄積されており、Web開発の高速化に役立ちます。

主な特徴

  • 豊富なUIコンポーネントによる開発時間の節約
  • 直感的なマテリアルデザイン(5 skins / UI Designer / Skin Builder)
  • 開発が容易(オブジェクト指向プログラミング、クロスプラットフォームとブラウザのサポート)
  • フレームワークやライブラリと簡単に統合(jQuery、AngularJS、React、Vue.js、Backbone.js、サードパーティUIエクステンションなど)
  • シンプルで快適なサーバサイドフレームワーク( Java、PHP、.NETのソリューションの利用とJavaScript UIフレームワークとの通信)
  • 大きなデータセットでの高速なパフォーマンスが可能
  • 安定したレンダリング速度とスムーズなスクロール
  • 柔軟性と拡張性の高さ
  • インタラクティブな操作(コンポーネント間のドラッグアンドドロップやコピーアンドペースト操作など)
  • 一般的なデータ形式をサポート(XML, JSON,  JsArray, CSV, HTMLなど)

※詳しくは、Why Webix (メーカーページ) をご参照ください

 

JavaScriptUIウィジェットとコントロール

テーブルデータの操作に便利なグリッドコントロール、Excelの機能を備えたスプレッドシート、階層を構造化データとして視覚化するツリー、テーブルとツリー関数を1つのウィジェットに組み合わせるためのツリーテーブルなど、データ、ビジュアライゼーション、ナビゲーション、レイアウト、ウィンドウとポップアップ、およびコントロールウィジェットが含まれています。

追加コンポーネントには、Pivot、チャット、ダイアグラム、ファイルマネージャ、かんばん、スケジューラなど複雑なJabaScriptUIウィジェットが含まれます。

メーカーサイトでは各種ウィジェットのデモ・サンプルをご覧いただけます。

Webix 9 と 9.1 のリリース概要

バージョン9.0では、Pivotウィジェットの見直し、ダイヤグラムとエディターの改良(UI/UXの改善、図形やリンクを操作するための新しいAPI)、ガントでのUTCサポート、スプレッドシートとCoreのマイナーアップデートが行われました。そして9.1では、チャットでのファイル共有(新機能)のほか、スプレッドシートの関数、ファイルマネージャーの修正などが含まれます。

各機能の詳細につきましては、以下をご参照ください。

技術サポート

Webixは、トレーニングビデオ、チュートリアル、ドキュメンテーション(英語)、電子メールによるテクニカルサポート(英語)、公式のサポートフォーラムなど、メーカーサポートが充実しています。

Webixの基本的な開発手順やウィジェットの要素、コンセプト関連、コードサンプルなどの最新情報は、Documentation(メーカーページ)をご参照ください。

Webix 9 and 9.1 Release Overview

このほかの動画はメーカー公式のWebix Team Youtubeチャンネルをご覧ください