ユニポスWEBサイトに、視野角360度のスーパーワイド短距離LiDAR RoboSense Mechanical LiDAR RS-Bpearl のページを追加しました。
RoboSense社のMechanical LiDARシリーズのひとつであるRS-Bpearlは、近距離の死角を検出するために設計されたスーパーワイド短距離LiDARです。
RoboSense社(ロボセンス/中国 深セン)について
世界をリードするLiDARソリューションプロバイダーで、中国内外の自動運転開発を手掛ける企業へ製品を提供しています。 同社のRoboSenseテクノロジーは、自動運転ロジスティクス車両、バス、乗用車などで使用されています。
Three Ways for Self-Driving Car’s Near-field Blind Spots Detectionを参照しています
https://www.robosense.ai/en/news-show-1325
RS-BPearl
直径10cm / 高さ11.1㎝とコンパクトながら、半球体型で約360°×90°と非常に広い視野をカバーしており、特定のシナリオ(トンネルや橋など)では実際の高さ情報も検出できます。また最小検出距離が5cm以下であるため、ドアミラーでは確認しにくい車の周囲の障害物(ペットや子供、道路敷設物など)を正確に識別することも可能です。
自律運転の意思決定と運転の安全性の向上、検知ゾーンの死角を無くすことで、自律走行の安全性を包括的に確保するために役立ちます。
主な特長
- 360°×90°の半球型の超広視野
- モジュラーデザイン採用
- 最小検出距離は5cm以下
- ブラインドスポット検出エリアは10cm未満
主な仕様
- Number of Lines: 32
- Laser Wavelength: 905nm
- Laser safety: Class1
- Accuracy: Up to ±3cm
- Range: 100m (30m on 10% 米国NIST基準)
- FOV: H360°x V90°
- UDP Packet include: Spatial Coordinates, Intensity, Timestamp, etc.
- Protection Level: IP67
- Operating temperature: -30°C ~ +60°C
- Storage Temperature: -40°C ~ +85°C
- Dimension: φ100mm x H111 mm
- Weight: ~0.92 kg (W/O cabling)
用途の一例
- 自律走行による配送
- 自立走行車
- 自動運転バス(ロボバス)
- ロボット型スクラバー、ロボット型スイーパー
- セキュリティロボット
- 無人フォークリフト
- 自動化コンテナターミナル など
セットアップの推奨例
※赤はルーフトップ、青は側面に設置されたLiDARの検出可能な領域を強調表示したもの
現在の自律走行ソリューションのほとんどは、垂直方向の視野が限られていることや、車両の屋根の上(ルーフトップ)にLiDARを設置していることにより、LiDAR によるスキャンが困難なエリア(車体周辺の死角領域)が存在します。
RS-Bpearlは、近距離死角検出を目的として設計されており、車両側面(前後左右の4面)に横向きに設置することで、それぞれを視点とした半球形(360度)のスキャン領域を提供します。車両の屋根の上に設置するタイプのLiDAR(RS-Ruby)と組み合わせることで、ルーフトップLiDARだけではカバーしきれない死角領域を無くす役割を担うことができます。
ポイントクラウドイメージ
※そのほかのRoboSense社の製品のお問い合わせにつきましては、製品型番やURLをお知らせください (RS-Ruby, RS-Ruby Lite, RS-LiDAR-16, RS-LiDAR-32, RS-Heliosなど)。
■商品の詳細、お問い合わせはこちら RS-BPearl / 視野角360度のスーパーワイド短距離LiDAR メーカー (Suteng Innovation Technology Co., LTD / RoboSense) WEBサイト |