お客様より、タンパク質立体構造解析用マシン事例(PC-9193)の廉価版仕様をご相談いただきました。
ご予算50万円程度で、AlphaFold2が動作するマシンをご希望です。
AlphaFold2はTensorflowを基盤としていますので、GPGPUが利用できれば現実的なレベルでの利用は可能と判断し、構成を検討しました。
GPUのRTX A4000はハイエンド製品ではありませんが、GPGPU向けとしてある程度積極的に利用できる下限スペックの製品となります。
なお、Geforce RTX3080と3090はご予算をオーバーしてしまうため、本件では選択肢から除外しています。
また、AlphaFold2はインストールの方法が複数あり、方法によっては予めCUDA Toolkitをインストールしておくことが、かえってセットアップの障害となる場合があります。
そのため、本構成ではあえてCUDA Toolkitのインストールを含めておりません。
CUDA Toolkitをインストールした状態での出荷をご希望の場合には、お気軽にご相談ください。
【主な仕様】
CPU | Core i9 10900X (3.70GHz 10コア) |
メモリ | 64GB |
ストレージ1 | 500GB SSD S-ATA |
ストレージ2 | 4TB HDD S-ATA |
ビデオ | NVIDIA RTX A4000 |
ネットワーク | on board(10/100/1000Base-T x1) |
筐体+電源 | タワー型筐体 + 850W |
OS | CentOS 7 |
■ このPC事例に関する詳細、お問い合わせはこちら |