R&D向け海外製品調達 と その利用に最適な構成のPC製作サービス
オーダーメイドPCの製作サービス「テグシス」と 研究開発者向け海外製品調達・コンサルティングサービス「ユニポス」という2種類のサービスを提供するテガラだからこそ可能な、「R&D向け海外製品の購入とその利用に最適化したカスタムPCの製作」というワンストップサービスをご紹介いたします。
たとえば、ソフトウェアを動かすためにはPCが必要であり、専門的なソフトウェアにはそのために必要な条件(※メモリの容量や、ハイエンドなビデオカードの搭載など)がある場合があります 。そんな条件に合致したPCを探す手間を省略し、海外から調達した製品とその動作に最適なPCをセットにしてご提供できることが、テガラの強みです。
今回は、ユニポスで取り扱っております ドローン等を使用しての空撮画像から三次元点群データ等を作成するPix4D社の画像ソフトウェアと、そのご利用に最適なマシンをご案内します。
Pix4D について
スイスのPix4D社の画像ソフトウェアには、もっともスタンダードな3D点群データ、3Dメッシュデータ等を作成できるPix4Dmapper、最新のドローン空撮した画像から、精度の高い 3D点群データ、オルソモザイク等を Pix4Dmapper よりもさらに高速に処理するために設計されたPix4D Matic 、スマート農業分野での使用に特化した植生指数マップ (NDVI、NDRE、VARI、TGI、SIPI2、LCI、BNDVI、GNDVI) が作成できるPix4Dfields等の製品ラインアップがございます。
※ユニポスでは2012年よりPix4D社の日本正規販売代理店としてPix4Dの取り扱いをされている株式会社イメージワン様と提携し、導入前・導入後の技術的サポートについても承っております (日本語での対応)。
Pix4Dmapperは、UAV(ドローン)等によって撮影した画像データから、高精度な3Dデータ(点群、メッシュ)ならびにオルソモザイク等を作成することが出来るソフトウェアです。マルチランゲージ仕様で日本語にも対応しています。
推奨システム構成
CPU: quad-core or hexa-core Intel i9 / Threadripper / Ryzen 9
GPU: Compatible with OpenGL 3.2 (GeForce 2 GB RAM recommended)
OS: Windows 10, 64 bits
Disk Space:
Small projects: RAM 8GB, 15GB SSD Free space (under 100 images at 14 MP)
Medium projects: RAM 16GB, 30GB SSD Free space (between 100 and 500 images at 14 MP)
Large projects: RAM 32GB, 60GB SSD Free space (over 500- 1000 images at 14 MP)
Very Large projects: RAM 64GB, 120GB SSD Free space (1000 – 2000 images at 14 MP)
最小システム構成
CPU: Any CPU (Intel i5/ i7/ Ryzen 7)
GPU: Compatible with OpenGL 3.2 (integrated graphics cards Intel HD 4000 or above)
OS: Windows 10, 64 bits (PC or Mac computers using Boot Camp)
Disk Space:
Small projects: RAM 4GB, 10GB Free HDD space (under 100 images at 14 MP)
Medium projects: RAM 16GB, 20GB Free HDD space (between 100 and 500 images at 14 MP)
Large projects: RAM 32GB, 40GB Free HDD space (between 500 and 1000 images at 14 MP)
Very Large projects: RAM 32GB, 80GB HDD Free space (1000 -2000 images at 14 MP)
※Pix4Dmapperのシステム要件の詳細はこちらをご参照ください
Pix4Dmaticは、12MP、21MP、42MPなど標準的なカメラ解像度で5000枚以上の大規模データセットに最適化されており、大規模な測量やコリドープロジェクトにおいて、測量レベルの精度を維持しながら、数千枚の画像を簡単に処理することができます。正確で高速なフォトグラメトリ処理はもとより、LiDARとRGB画像の処理、および両方の結果の融合など、地上でのPIX4Dcatchワークフローを完全にサポートしています(画像のサイズに制限はありません)。
推奨システム構成
CPU: Intel i7/ i9/ Xeon, AMD Threadripper
GPU: GeForce GTX 10 series , RTX series
RAM: 64GB (2000-5000 images at 20MP) / 128GB (5000-10000 images at 20MP)
OS: Windows 10, 64 bits
Disk Space:
SSD, 150 GB – 250 GB Free space (2000-5000 images at 20MP)
SSD, 250 GB – 350 GB Free space (5000-10000 images at 20MP)
※Pix4Dmaticのシステム要件の詳細はこちらをご参照ください
【参考】Pix4Dmapper と Pix4Dmatic の違いについてはこちらをご覧ください。
What is the difference between PIX4Dmatic and PIX4Dmapper?
https://support.pix4d.com/hc/en-us/articles/360044665691-PIX4Dmatic-FAQ#label0
スマート農業分野においての使用想定に特化したソフトウェアです。インターネット環境のない現場でも迅速に高精度な植生指数マップ (NDVI, NDRE, VARI, TGI, SIPI2, LCI, BNDVI, GNDVI)の作成、分析やゾーニングの割り当てなどが可能です。Pix4Dfieldsは、標準的なRGBカメラに加え、Parrot Sequoia ならびに MicaSense RedEdgeマルチスペクトルカメラで撮影した画像に対応しています。
推奨システム構成
CPU: Intel Core i3 or AMD Phenom processor (or faster)
RAM: 4GB RAM (or more)
Display: 1024×768 display resolution (or higher)
OS: Windows 10, 64 bits / macOS Catalina (10.15) (or newer)
HDD: 4GB HDD free space (more for large datasets) / SSD with 4x dataset size free space
※Pix4fieldsのシステム要件の詳細はこちらをご参照ください
■Pix4D の詳細、お問い合わせはこちら |
Pix4D に最適な構成のPC
弊社ではPix4Dmapper、Pix4DMatic、Pix4Dfields / Pix4Dmapper の使用に適したPCの構成を検討いたしました。
どの構成も各ソフトウェアの推奨システム構成に準拠した構成となっております。Pix4DMatic用マシンは大規模解析を視野に入れたよりハイスペックな構成、Pix4Dfields / mapper用マシンは、Pix4Dmapperの最小要件もクリアしておりますので、Pix4Dfieldsのみならず、低予算でのPix4Dmapperの導入にもご利用いただけます。
※いずれの構成もメモリやストレージ容量など、ご相談に応じて変更が可能です。
なお Pix4Dにおいては、デュアルGPUの効果は限定的です。費用対効果の観点からビデオカードは1台でのご利用を推奨しております。
Pix4D用 マシンの構成例
もちろんこの他にもお客さまのご要望に合わせた仕様、構成での対応も可能ですので、Pix4DのためのPCをご検討の際には是非お気軽にお問い合わせいただけますと幸いです。
なお、Pix4Dソフトウェアや最適な構成のマシンと併せて、DJI 製のドローンも弊社でご提供可能です。ご希望の製品がございましたら、お知らせください。
【参考】Pix4DMatic の推奨ドローン (Precalibrated camera models)
Which cameras are supported in PIX4Dmatic
https://support.pix4d.com/hc/en-us/articles/360037744571-Which-cameras-are-supported-in-PIX4Dmatic
■ Pix4D用マシンに関する詳細、お問い合わせはこちら |