音響解析用ワークステーション例

■こちらは、2020年7月17日に投稿された記事のため、情報の内容が古い可能性があります。

お客さまより、COMSOL Multiphysics の音響モジュールを使用するためのワークステーションのお問い合わせをいただきました。

お客さまのご要望としてはXeon構成がベストとのことでしたが、お問い合わせを頂いた時点でのXeonの入荷状況が悪く、納期を優先したいとのご要望もありましたので、代替構成でご提案しました。

なお価格帯から選択できるCPUとして AMD Ryzen 系のCPUも候補として挙がりましたが、お客さまがご利用予定のソフトウェアは、メモリ容量 及び 帯域が重要な要素となるため、メモリチャンネルが 2chの AND Ryzen ではなく、4ch の Intel Core-X CPU を選択しました。

【主な仕様】

CPU Core i9 10900X (3.70GHz 10コア)
メモリ 128GB (32GBx4)
ストレージ SSD 1TB (S-ATA)
ビデオ NVIDIA Quadro P1000
ネットワーク GigabitLAN x1
筐体+電源 ミドルタワー筐体 (幅233 x 高さ465 x 奥行 543 mm) +750W
OS Ubuntu 18.04

なお、本構成はあくまで音響解析を主としたご利用を想定しておりますので、サウンド機能は一般的なコンピュータ相当となります。リアルタイムでサウンドを扱うための機器が必要な場合はオーディオインターフェースなどを追加することが可能です。