前回記事にて、CentOS 7でのI225-V 2.5Gb Ethernetコントローラ動作問題をご報告いたしましたが、第10世代CPUを搭載可能なZ490マザーボードで、Intel製コントローラの場合のもう一つの選択肢である、I219-V 1Gbでの動作確認をいたしました。
※検証環境は CentOS 7.8 カーネル 3.10.0-1127 になります。
I219-V 1Gbでの動作は問題なし(ドライバの適用が必要)
Intel提供の公式ドライバを適用することでCentOS 7でI219-Vが正常動作いたしました。
Z490を利用する場合、ビデオ出力はビデオカード追加が必要
現状、Z490マザーボードでCentOS 7を使用する場合、オンボードビデオはドライバが適合せず、出力が行えません。適合するビデオカードを追加しご利用いただく必要がございます。
Ubuntuは20.04、18.04ともに動作OK
前回、Ubuntu 20.04ライブメディア起動にてI225-Vの通信不良を確認いたしましたが、I219-Vの場合では20.04及び18.04ともにライブメディア起動でもドライバ適用の必要なく動作いたしました。なお、Z490オンボードビデオ出力に関しましても、20.04、18.04ともに設定の必要なくビデオ出力が利用可能となっております。
この記事を書いた人 : 技術部 國分 この記事を書いた日 : 2020.7.2 |