お客さまより、モンテカルロ法による 原子炉燃料集合体を模擬した 全炉心計算用のワークステーションのご相談をいただきました。
NEAデータバンクのコンピュータプログラム SCALE、ORIGEN、および ロスアラモス国立研究所のMCNP、そして PHITS (Particle and Heavy Ion Transport code System)コードを、使用ソフトウェアとして挙げていただき、その要件を満たした構成にて、以下のワークステーションをご提案しました。
【主な仕様】
CPU | Xeon Platinum 8260 (2.40GHz 24コア) x 2 (合計48コア) |
メモリ | 96GB (16GB x 6) ECC REG |
ストレージ | システム:SSD 1TB (S-ATA) / データ:HDD 1TB x 2 RAID1 (S-ATA) |
ビデオ | AMD Radeon R5 230 |
ネットワーク | GigabitLANx2 (1000Base-T) |
筐体+電源 | タワー筐体 (幅178 x 高さ452 x 奥行647 mm) + 1200W |
OS | Ubuntu 18.04 |
その他 | MegaRAID (ハードウェアRAIDカード) / 追加冷却ファン / 「あんしん+」 3年保証 |
ストレージに関してはシステム用のSSD+データ用のHDDの構成とし、データ領域はミラーリング (RAID1) となります。ディスプレイ出力は、GUIでの操作もある程度快適なものとするためにビデオカードを搭載する形としました。
なお本構成は1000Base-Tのみ対応となり、10/100Base-Tには対応しておりませんので、その点ご注意ください。
■ このPC事例に関する詳細、お問い合わせはこちら モンテカルロ法による炉物理計算用WS例 (予算200万前後) |