光線再生型ディスプレイ「Looking Glass」の最新モデルとなる Looking Glass 8K immersive display がメーカー出荷開始となりました。
これまでのLooking Glass は、3Dクリエイターが机で利用するのに適したサイズ感の8.9インチモデル、シミュレーション・設計のレビューやリテールディスプレイ向けの15.6インチモデル、の2サイズ展開でしたが、新たに 8Kディスプレイ (7680×4320px 3,320万画素)に相当する超高精細な32インチモデルが追加された形となります。
Looking Glass 8K Immersive Display 主な仕様:
サイズ : 73.6cm x 42.9cm x 10.2cm
重量 : 28.6kg
接続 : 2 x DisplayPort / USB Type-B
入力解像度・fps : 7680px × 4320px, 60fps
メーカーによる紹介動画:
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なお、Looking Glassを使用するには別途映像処理用のコンピュータが必要になります。Looking Glass での映像体験を快適なものとするため、メーカーであるLOOKING GLASS FACTORYからも推奨の構成が提示されているのですが、それを基にした「Looking Glass 8K Immersive Display用マシン」の事例をテグシスにも掲載いたしましたので、ご紹介します。
【主な仕様】
CPU | Core i9 10900X (3.70GHz 10コア) |
メモリ | 16GB (8GBx2) |
ストレージ | 500GB SSD M.2 |
GPU | NVIDIA Geforce RTX 2080 Ti |
ネットワーク | GigabitLAN x1 |
筐体+電源 | ミドルタワー筐体 (幅233 x 高さ465 x 奥行 543 mm) +750W |
OS | Windows 10 Professional 64bit |
その他 | 山洋電気製ファン |
標準で搭載しているGPUは1台ですが、弊社にて異なるサイズのモデルである Looking Glass 8.9″ の動作を検証した際の実績を踏まえ (その際の検証に関する記事はこちら)、デュアルGPU対応が可能な構成としています。
なお先述のメーカー推奨構成においてのCPUはCore i7仕様となります (2020年5月現在)。Core i7でもデュアルGPU構成自体は可能ですが、8K出力を考えますと、PCI-Expressの帯域をフルに使用できるCPUでの構成が望ましいと思われます。メーカーの見解では、デュアルGPUを必須とはしていませんが、より高い処理性能を必要とされるお客さまには、デュアルGPU構成でのご提供を承っております。また、GPUの負荷が高くなることが想定されるため、ケースFANは高品質な山洋製FANとしています。なお、CPUへの負荷はGPUほどではありませんので今回の構成例ではCore i9-10900Xを選定していますが、ご要望にあわせて変更も承ります。
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今回のLooking Glass の例のように、テガラでは 海外製品調達サービス「ユニポス」 と カスタムPCの製作サービス「テグシス」それぞれのノウハウを活かし、海外製品 (ソフトウェア/ハードウェア)を快適に使用するためのコンピュータのカスタム製作も承っております。
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