これは何?
3Dディスプレイ。
何ができるの?
3Dモデルの3D表示を卓上サイズのディスプレイで実現できる。
LeapMotion (写真下部の黒いデバイス)を使うことで、よりインタラクティブな体験を実現できる(3Dモデルに擬似的に触れる,モデルを手で動かす)。
開発者向け?
SDKが用意されており、独自のコンテンツをUnityで作成できる。作成したコンテンツはメーカーのプラットフォームで公開できる。
使ってみて分かったこと
確かに3Dモデルが目の前で動いている。視差によって見え方がきちんと変わる(モデルの横側が見える)のも斬新だが、なんとなく地味な印象は否めない。普通に置いておくとオブジェと化す可能性大。LeapMotionとの連携はおもしろい。
モデルの動作に相当なGPUリソースが必要。最高画質の場合、RTX2080Tiで丁度いいくらい。それでもメインのディスプレイと同じカードから出力すると動作がカクつくため、デュアルGPU構成の方がいい。これほどのスペックの動作環境を用意するのは簡単ではない。画質を下げれば負荷も軽減できるが、体験は損なわれる(モデルの精細の違いはぱっと見ですぐ分かる)。
その他雑記
現状では実験的なデバイスという印象を強く受けた。技術デモとしてはいいかもしれないが、どう実用に落とし込むか、というところ。後継製品はそういうところを見てみたい。
この記事を書いた人 : 技術部 和田 この記事を書いた日 : 2019.12.27 |