【記事】M.2スロット型SSD(SAMSUNG SM951)の実測転送速度レポート

■こちらは、2015年9月29日に投稿された記事のため、情報の内容が古い可能性があります。

第6世代Core iシリーズ(Skylake)用に新しいチップセットがリリースされ、チップセット側でPCI-EのGen3.0がサポートされる様になりました。 また、M.2スロットがPCI-E Gen3対応になり、M.2 SSD接続タイプのSSDの性能をさらに引き出せることが期待できるようになりました。

そこで、現行で用意できるM.2 SSDでパフォーマンスが高いと評判のSAMSUNG SM951 を用意して、それぞれの世代との速度差を比較してみました。

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M.2 SSDの接続例

・動作環境

マザーボード ASUS Z170M-Plus
CPU Intel Core i7-6700K
メモリ 8GB DDR4 UDIMM × 4枚
OS Windows 7 Pro x64

※BIOSの設定に関しては比較の為にBoot設定以外は全てデフォルトとしております。
※全てOSのクリーンインストール+ドライバのみのシステムドライブでの比較としています。

・比較使用 SSD

1. SATAポート検証用 Intel 335  180GB SSDSC2CT180A4
2. mSATA検証用 Crucial M550  M.2 256GB CT256M550SSD4
3. Gen2世代検証用 SAMSUNG XP941  512GB MZHPU512HCGL-00000
4. Gen3世代検証用 SAMSUNG SM951  512GB MZHPV512HDGL-00000

・測定ツール

CrystalDiskMark(http://crystalmark.info/software/CrystalDiskMark/)と
OTTO(https://www.attotech.com/disk-benchmark/)を利用して測定しています。

測定結果

1. Intel 335

2. Crucial M550

3. SAMSUNG XP941

4. SAMSUNG SM951

まとめ

CrystalDiskMark、ATTO共にそれぞれスペック相当の結果となり、その中でもSAMSUNG SM951の速度が際立っていることが分かるかと思います。 今後M.2系のスロットを使った高速なSSDストレージはストレージへの速度を重視される方には有力な選択肢になるのではないかと思います。